国歌に対する侮辱行為で収監!中国が香港とマカオに対し新たな法を制定

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中国の全国人民代表大会常務委員会は4日、香港とマカオにおける中国国歌に対する“不遜”行為を統制するための法を制定した。

 

中国国歌に対する“不遜行為”で収監

 

全国人民代表大会常務委員会は香港の憲法にあたる法に、9月に採用された方針に基づき、中国国歌に対する妨害行為への規定を盛り込んだ。

 

これにより公共の場で中国国歌を“不遜に曲解”して、演奏したり歌ったりした場合、同法に基づき3年間収監されるおそれがある。

 

そのような取り締まりの対象としては、サッカーの際におけるブーイング行為も含まれるという。

 

国歌に対する侮辱は国の基盤を揺るがす?

 

全国人民代表大会常務委員会のメンバーであるZhang Rongshunは、香港の英字新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」においてこう主張する。

 

「近年香港では中国国歌に対する不遜行為が続いている。これは“一国二制度”と社会的道徳という国の基盤に対する挑戦である。香港において国歌法を制定し、そのような侮辱行為を取り締まることは重要かつ急務を要している」

 

中国の立法制度とは切り離されてきた香港

 

1937~45年の日本による侵攻の際、中国軍と市民を鼓舞するための曲として利用された「義勇軍行進曲」が中国で国家として採用されたのは1949年のこと。

 

一方で香港は1997年にイギリスより返還されて以来、中国本土と切り離された立法制度を保持してきた。

 

香港政府はこれについて声明を発表し「香港の法に矛盾しない程度の適切な範囲で適用していく」としている。

 

中国国歌が演奏されたら立ち止まらなければならない?

 

この法について香港行政会議の非公式議員である葉國謙は、ラジオ番組で香港市民に向けてこんな忠告を行っている。

 

「この法が施行されたならば、香港国民は中国国歌が演奏される際には確実に尊敬の意を表さなければならない。ある人には中国国歌が演奏される際に歩いていたならば立ち止まらなければならないかと聞かれたが、その通り。立ち止まらなければならない」(了)

 

出典元:UPI:China imposes national anthem law on Hong Kong, Macau(11/4)

 

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