カナダ首相の乗った飛行機が訪問先で故障、今回で2度目
カナダのジャスティン・トルドー首相を乗せていた飛行機が故障し、2機目が派遣される事態となった。
家族旅行でジャマイカを訪問
トルドー首相は12月26日に、家族旅行でカリブ海に浮かぶ島、ジャマイカを訪問したという。
首相はセキュリティ上の理由から、軍用機で移動する必要があったが、乗ってきた飛行機が故障してしまったそうだ。
このためカナダ軍は修理チームを乗せた2号機を派遣。トルドー首相も何とか帰国でき、当初の予定通り1月4日には職務に復帰した。
実は過去にも度々トラブル
今回、首相が乗ったのは「CC-144チャレンジャー」と呼ばれる飛行機で、カナダ軍が比較的最近購入したものとされている。
ただ実は、カナダの首相を乗せた飛行機が故障するのは、今回で2度目。昨年9月にG20サミットでインドを訪れた際にも、機械的な不具合に見舞われ、トルドー首相の出国が2日も遅れたという。
また2019年には選挙期間中、ジャーナリストを乗せたバスが、トルドー首相率いる自由党によってチャーターされた航空機の翼に衝突する事故も起きている。
さらに2019年の後半、ロンドンでのNATOサミットに出席するために使用される飛行機が故障。予備機を使わざるを得なくなったのだが、その飛行機も故障し、結局3機目の飛行機で帰国したそうだ。(了)
出典元:BBC:Canada PM Justin Trudeau’s official plane breaks down, again(1/6)