米軍の「B-2」ステルス爆撃機が、イランの核施設3カ所を攻撃

flickr_UNC - CFC – USFK
アメリカのトランプ大統領は6月21日(日本時間22日)、イランにある3カ所の核施設を攻撃したと明らかにした。
「B-2」と他の航空機が攻撃に参加
トランプ大統領は21日の夜、SNSで次のように投稿した。
「我々は、フォルドゥ、ナタンズ、イスファハンを含む、イランの3つの核施設に対する攻撃を成功させ、完了した。全ての航空機は現在、イラン空域の外にある。搭載していた爆弾は全て、フォルドゥの主要施設に投下された。全ての航空機が、安全に家に向かっている。おめでとう、偉大なアメリカの戦士たち。世界でこれほどのことを成し遂げた軍隊は、他にない。今こそ平和の時だ!この問題に関心を示していただき、感謝する」
まだ詳細は明らかにされていないが、ABC Newsの取材によれば、この攻撃では複数の「B-2」ステルス爆撃機が使用され、他の数十機の航空機と共に攻撃を実施したという。
攻撃前にイスラエルに通知
イスラエル政府の関係者は、今回の空爆に先立ち、アメリカ政府からイランへの攻撃について知らされていたと述べている。
またトランプ氏は攻撃後、イスラエルのネタニヤフ首相とも会談したという。
トランプ氏はその後も、SNSを更新し、「これはアメリカ合衆国、イスラエル、そして世界にとって歴史的な瞬間だ。イランは今こそ、この戦争を終わらせることに同意しなければならない。ありがとう!」と述べた。
トランプ氏は21日の午後10時(米東部時間)に演説を行い、今回の攻撃について詳細を発表すると明らかにした。(了)
出典元:ABC News:Israel-Iran live updates: Trump announces attack on Iranian nuclear sites(6/21)