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「あなたのママが決めた」トランプ政権のリービット報道官の返答が酷すぎる

「あなたのママが決めた」トランプ政権のリービット報道官の返答が酷すぎる
X_Republicans against Trump

アメリカ・トランプ政権の報道官が、記者に対し、あまりにも酷すぎる返信をしたとして、注目を集めている。

 

「ブダペストに選んだのは誰か?」

 

そのホワイトハウスの報道官とは、カロライン・リービット氏だ。

 

トランプ大統領は10月9日、ハンガリーのブダペストで、ロシアのプーチン大統領と会談を行うと発表。

 

米メディアの「ハフポスト」の記者は、リービット報道官に対し、「(会談の場所を)ブダペストに選んだのは誰か?」とメッセージで質問した。

 

するとリービット報道官は、「あんたのママが決めた」と返信したという。

 

 

しかもホワイトハウス広報部長のスティーブン・チャン氏も、その1分後、より簡潔に「あなたのお母さんです」と返信したそうだ。

 

ブダペスト覚書の締結地

 

そもそもハンガリーの首都ブダペストは、1994年のブダペスト覚書の締結地とされ、この覚書では、ソ連崩壊後にウクライナが引き継いだ数千もの核兵器を放棄する代わりに、ロシアがウクライナの領土保全を尊重することが約束された。

 

しかしロシアのプーチン大統領は、この約束を破り、2014年にはクリミアへ侵攻して併合。ウクライナ東部のドンバス地方に対しても、10年間に渡って軍事行動を起こし、2022年にはウクライナへ全面侵攻した。

 

そのため「ハフポスト」の記者は、トランプ氏の会談の場所について当然の質問をしたのだが、ホワイトハウスの報道官はまともに答えなかった。

 

しかもその後、「ハフポスト」の記者が、リービット報道官に対し、「それが、あなたには面白いんですか?」と尋ねると、彼女は次のように返信したという。

 

「私には、あなたが自分をジャーナリストだと思っていることが、面白いです。あなたは極左のハッカーで、誰も真剣に受け止めてくれない。メディアの同僚でさえも。ただ面と向かって、皆がそう言わないだけです。不誠実で偏向した、くだらない質問のメッセージを私に送るのはやめて!」

 

トランプ政権は自分たちに反対の意向を示す人々を、すぐに「極左」だと決めつけ、自らの正当性をアピールしているが、この報道官の一連の発言は、あまりにも酷いと言えるだろう。(了)

 

出典元:HuffPost:White House Gives Wild Response To A Simple Question Asked By HuffPost Reporter(10/17)

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