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米軍がシリアとイラクに報復攻撃を開始、ヨルダンでの米兵死亡を受け

米軍がシリアとイラクに報復攻撃を開始、ヨルダンでの米兵死亡を受け
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アメリカ軍は、ヨルダンにある施設内への攻撃で米兵3人が殺害された報復として、シリアやイラクにいる親イラン勢力への攻撃を開始した。

 

85以上の目標を攻撃

 

アメリカ中央軍は2月2日、長距離爆撃機を含む多数の航空機で、シリアとイランにある85以上の目標を攻撃したと明らかにした。

 

空爆では125発以上の精密誘導弾が使われ、攻撃目標には指揮統制作戦センターや諜報センター、武器保管場所、民兵組織やイラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)の「コッズ部隊」に関する施設が含まれたという。

 

 

ジョー・バイデン大統領は2月2日の声明で、イラン・イスラム革命防衛隊に言及し、「私の指示によりアメリカ軍は、革命防衛隊とその関連民兵が米軍攻撃に利用しているイラクとシリアの施設を標的に攻撃した」とし、次のように述べた。

 

「アメリカは中東や世界の他の場所での紛争を望んでいない。しかし、私たちに危害を加えようとするすべての人に、このことを知ってもらいたい。あなたたちがアメリカ人に危害を加えた場合、私たちは対応する」

 

シリアのメディア「多数の死傷者」

 

シリアの国営メディアは、今回の攻撃について「アメリカの侵略」として非難。シリアの砂漠地帯やシリア・イラク国境付近が標的となり、多数の死傷者が出たと報じている。

 

しかし報復攻撃は今回の空爆だけにとどまらない可能性があり、ジョー・バイデン大統領も、イラクとシリアへの攻撃について「アメリカの対応は、時期と場所を選んで、今後も継続する」と述べた。

 

アメリカの政府関係者も、攻撃が複数回行われるだろうと述べており、今回の攻撃が第一段階である可能性が高いとの見方を示している。

 

イラクにある基地も攻撃を受ける

 

ヨルダン北部にある米軍基地へのドローン攻撃は1月28日に行われ、その結果米兵3人が死亡、少なくとも34人が負傷した。

 

この攻撃に関しては、イランが支援する武装集団の傘下組織「イラクのイスラム抵抗勢力」が、犯行声明を出している。ただイラン政府は、この攻撃への関与を否定した。

 

またイスラエルがガザ地区へ地上侵攻を開始してから、イラクにある基地も度々攻撃を受けており、1月20日にはアメリカ軍が駐留しているアル・アサド空軍基地が、弾道ミサイルとロケット弾で攻撃され、米軍関係者が負傷したと言われている。

 

一方、イエメンの反政府勢力「フーシ派」も紅海を航行するイスラエル関連の商船を攻撃しており、アメリカ軍とイギリス軍が「フーシ派」の拠点などを空爆し続けている。(了)

 

出典元:Al Jazeera:US launches strikes in response to attack that killed troops in Jordan(2/2)

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