イランの14項目に及ぶ和平案に対し米国が拒否、トランプ氏「受け入れられない」

イラン外務省は5月3日、戦争終結に向けた14項目の和平案に対する、アメリカ側の回答を受け取ったと明らかにした。
30日以内の戦争終結を目標
イラン外務省のエスマイル・バガイ報道官は国内メディアに対し、パキスタン経由で受け取ったアメリカ側の回答を現在、精査中だと語った。
またイランの和平案は、戦争終結のみを目的としており、現段階では核交渉は含まれていないと明らかにした。
この14項目の和平案は、30日以内に戦争を終結させることを目標にしており、項目の中にはアメリカ軍の海上封鎖の解除、周辺地域からのアメリカ軍の撤退、将来の攻撃に対する安全の保証、制裁の解除、凍結資産の開放、戦後賠償、レバノンを含む全戦線での戦闘終結などが含まれている。
しかしアメリカのトランプ大統領は5月2日、イランの14項目に及ぶ和平案について「これから検討に入るが、受け入れられるとは思えない」と述べていた。
そして5月3日にトランプ氏は、イスラエルのメディア「カン・ニュース」に対し、イランの新たな提案を検討した結果、「受け入れられない」と述べたと報じられている。
イスラエル軍が救急隊員を攻撃
一方、イスラエル軍は5月3日もレバノン南部を攻撃しており、Nabatieh地区の町、Arab Salimではイスラエル軍の空爆により、少なくとも1人が死亡、子供を含む3人が負傷した。
またレバノン保健省によれば、南部のティール地区の町、Srifaにある医療センター付近でイスラエル軍の空爆が行われ、5人が負傷、そのうち4人が救急隊員だったという。
イスラエル軍は病院も頻繁に攻撃しており、救急隊員の一部が「ヒズボラ」または民兵組織「アマル運動」と関係があり、救急車が戦闘員や武器を積んでいるという口実で攻撃を継続している。
レバノン保健省は、3月2日から5月3日までの間に、レバノン全土でイスラエル軍の攻撃により、2679人が死亡、8229人が負傷したと発表した。
またイスラエル軍はヨルダン川西岸地区でも、パレスチナ人を迫害し続けており、5月3日には北部のナブルスを襲撃し、実弾を発砲。26歳のパレスチナ人男性、Nayef Feras Samaro さんが死亡、子供を含む4人が負傷したという。
Israeli forces have raided the city of Nablus in the occupied West Bank, firing live ammunition that killed a 26-year-old Palestinian man and wounded four others, including children.
Dozens of people have suffered tear gas inhalation. pic.twitter.com/cz40h4dSOS
— Al Jazeera English (@AJEnglish) May 3, 2026
さらにイスラエル軍と入植者らは、他のヨルダン川西岸地区の町や村、東エルサレム全域で襲撃を続けている。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: US options are ‘impossible’ military attack or a ‘bad deal’(5/3)

























