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スーダンで飼育されているライオン、ひどく痩せた状態に救助を求める声が上がる

スーダンで飼育されているライオン、ひどく痩せた状態に救助を求める声が上がる
Twitter/Osman Salih

スーダンの公園で、やせ衰えた状態の複数のライオンが目撃され、訪れた人々から救助を求める声が上がっている。

 

骨が皮から突き出ていた

 

ライオンが飼育されているのは、スーダンの首都、Khartoumにある「Al-Qureshi公園」だ。

 

先日、人々がこの公園を訪れ、檻の中で飢えてやせ細っていた複数のライオンを目撃。写真を撮り、ネットに投稿してライオンを救助するよう呼びかけたという。

 

このライオンたちを救う運動を起こした1人であるOsman Salihさんは、「私は公園でこれらのライオンを見た時には、震えました。彼らの骨は皮から突き出ていたのです」と述べている。※下の写真の中にはショッキングな姿もあるため、閲覧にはご注意いただきたい)

 

職員が自分のお金でエサを買うことも

 

しかしなぜ、ライオンがこのような状態になってしまったのだろうか。

 

この公園内には、飢えた5頭のライオンが檻の中で飼育されているのだが、これまで数週間も食料や薬不足に悩まされてきたという。

 

公園の職員や獣医などは、この数週間でライオンのうちの何頭かは、体重が約3分の2も減ったと語っている。

 

公園のマネージャーであるEssamelddine Hajjar氏は、取材に対して「食べ物はいつも手に入るとは限らないのです。だからしばしば、私たちは自分たちのお金でエサを買い、ライオンに食べさせているのです」と述べている。

 

この公園はKhartoumの自治体によって管理され、部分的に個人によって資金が提供されているそうだ。

 

しかしスーダンは現在、経済危機のさなかにあり、外貨の不足や食料品の物価の高騰によって、さらに厳しい状況に追い込まれているという。(了)

 

※新たな報道では、すでにこのうちの1頭のライオンが死んだとも伝えられている。

 

出典元:BBC:Outrage over ‘starving caged lions in Sudan’ (1/20)

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