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最後に1枚の写真を送信した遭難者、救ったのは「奇妙な趣味」を持ったネットユーザーだった

最後に1枚の写真を送信した遭難者、救ったのは「奇妙な趣味」を持ったネットユーザーだった
Twitter/LA County Sheriffs

山で遭難しても、携帯電話を持っていれば連絡が取れるので、救助される可能性が高まるだろう。だが、バッテリーを使い切ってしまえばそれまでだ。アメリカ・カリフォルニア州の男性が、4月14日、まさにこんな状況に陥った。

 

バッテリー切れ寸前に送った1枚の写真

 

ベテランハイカーのRene Compeanさん(46才)は、カリフォルニア州南部のウォーターマン山(Mt. Waterman)で遭難した。そこはスキーリゾートとしても知られる場所で、ハイキングコースには目印が付いているが、最近の山火事でそれが焼けしまった。それで道から外れてしまった、と彼は後日話している。

 

Compeanさんは携帯電話で友人にメッセージを送り、バッテリーが残り少ないことを告げ、助けを求めた。捜索はすぐに開始されたが、その日のうちに彼を発見できなかった。Compeanさんは凍える夜を過ごし、その間にクマやマウンテンライオンの姿を目にしたという。

 

翌朝、Compeanさんは何とか尾根の高い場所に登り、携帯のバッテリーが切れる直前に、自分の居場所を知らせる写真を撮って送信した。だが、それを見た誰もが首をひねるばかり。捜索に当たっていた郡保安官事務所は、ツイッターでその写真を公開し情報を求めた。写っているのは、崖っぷちに座ったCompeanさんの足と、その下の岩だけなのだ。

 

ネットユーザーの奇妙な趣味

 

だが、これから場所を特定した人がいた。奇妙な趣味(weird hobby)があると自分で言うBenjamin Kuoさんだ。Kuoさんが示した場所をレスキューヘリが捜索したところ、そこから1.2kmほどの地点にCompeanさんがいた。

 

場所を言い当てたKuoさんは、海外メディアの取材を受けてこう話している。

 

「私はとても奇妙な趣味を持っているんです。何かと言うと…いろいろな写真を見て、それが撮られた場所を割り出すのが好きなんです」

 

「あの写真では、靴の下に写った背景から、ドンピシャリではありませんでしたが、場所がどこか分かりました」

 

救助されたCompeanさんは後日Kuoさんと面会し、感謝の意を伝えた。(了)

 

出典元:The Western Journal:Hiker Missing Overnight Found Safe After Man’s ‘Weird Hobby’ Pinpoints Where He Was Stranded(4/16)

出典元:NBC Los Angeles:Missing Hiker Found After Man Using Computer at Home Pinpoints His Location(4/15)

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