「米がベネズエラを統治する」トランプ大統領が発言、マドゥロ氏の写真も公開

アメリカ軍は1月3日の未明、ベネズエラを攻撃し、ニコラス・マドゥロ大統領を拘束した。
SNSにマドゥロ大統領の写真を投稿
アメリカのトランプ大統領は軍に対し、ベネズエラへの攻撃を命じ、その後ベネズエラの首都・カラカスに加え、ミランダ州やラ・グアイラ州、アラグア州でも攻撃が行われたという。
トランプ氏はこの攻撃により、ベネズエラのマドゥロ大統領と妻のシリア・フローレス氏をアメリカ軍が拘束したと発表。SNSにも手錠をかけられ、黒いゴーグルとヘッドフォンを装着したマドゥロ大統領の写真を投稿した。
マドゥロ大統領夫妻は、アメリカ海軍の強襲揚陸艦「イオー・ジマ(硫黄島)」に乗せられ、現在アメリカのニューヨークへ向かっているそうだ。

政権移行まで米がベネズエラを統治
トランプ大統領は、マドゥロ大統領を独裁者で、麻薬王だと非難しており、これまでも度々ベネズエラの麻薬密輸船と疑われる船舶を攻撃してきた。
今回の攻撃後、フロリダ州で行われた記者会見で、トランプ氏は「安全かつ適切で、賢明な政権移行が実現するまで、我々が国(ベネズエラ)を運営する」と述べた。
またトランプ氏は、アメリカの石油会社がベネズエラの国営石油事業を管理すると発言したという。
各国の反応とは?
ベネズエラの同盟国であるロシアやキューバ、イランは、これらの攻撃を主権侵害として直ちに非難。特にイランは、国連安全保障理事会に対し、「違法な侵略」の停止を強く求めた。
アルゼンチンのミレイ大統領は、ベネズエラが新たな「自由」を得ることを称賛。しかしメキシコはアメリカ軍による軍事介入を批判し、ブラジルのルーラ大統領も軍事介入は「容認できない一線を越えた」と述べたそうだ。
ベネズエラの隣国、コロンビアのペトロ大統領も「X」に「民間人を危険にさらす可能性のある軍事行動を拒絶する」と投稿した。
イギリスのスターマー首相は、ベネズエラのマドゥロ氏を非合法な大統領とみなしてきたとし、「イギリスは長年にわたり、ベネズエラの政権移行を支持してきた」と発言。今後数日中に、アメリカ側と「変化する状況」について協議すると述べたという。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、トランプ政権のベネズエラ国内における一方的な行動は「危険な前例」を作っていると発言。アメリカが国連憲章にも違反した可能性が高い、との見解を示した。(了)
出典元:The Guardian:Donald Trump says US will ‘run’ Venezuela after military strikes – live(1/3)


























