イランの外相、ホルムズ海峡における日本船舶の安全な航行を保証

イランのアッバス・アラグチ外相は3月20日、ホルムズ海峡は開かれているとし、従来の主張を繰り返した。
「安全な航行を提供する用意がある」
アラグチ外相は3月20日、日本の共同通信とのインタビューで、次のように語った。
「我々はこの海峡を閉鎖していない。我々の見解では、この海峡は開かれている。閉鎖されているのは、我々を攻撃する敵国の船舶だけだ。他の国の船舶は海峡を通過できる」
さらに「我々は連絡があれば、安全な航行を提供する用意がある。必要なのは、航路について話し合うために、我々に連絡することだけだ」と述べたという。
この発言は日本の船舶も通行可能だとの考えを示しており、実際にインドや中国の船舶も無事にホルムズ海峡を通過している。
BREAKING: Iran FM Abbas Araghchi says the Strait of Hormuz remains open and Tehran is “ready” to facilitate Japanese vessels, amid ongoing US-Israel attacks and disruptions to global oil routes.
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— Al Jazeera Breaking News (@AJENews) March 21, 2026
「違法な侵略行為、正当化できない」
またイランのアラグチ外相は、共同通信のインタビューで、アメリカとイスラエルとの戦争を終結させるには停戦だけでは不十分だとし、次のように述べた。
「我々のメッセージは、この戦争が我々の戦争ではないということだ。これは我々に押し付けられた戦争だ。我々はアメリカと交渉していた最中に、アメリカは攻撃を決定した。これは明白な侵略行為であり、違法で、正当化されず、挑発も受けていない侵略行為だ。我々が行っているのは純粋に自衛だ。我々は必要であれば、必要な限り、自衛を続ける」
さらにアラグチ外相は、「戦争は完全に、そして永久に終結しなければならず、このような事態が二度と繰り返されないという保証が必要だ」とも述べたという。
米やイスラエル軍が民間船舶を攻撃か?
イラン側は、アメリカ軍とイスラエル軍が、湾岸で民間船舶や旅客船を意図的に攻撃していると非難している。
イラン革命防衛隊の報道官は「このような卑劣な攻撃が繰り返されるならば、厳重な報復措置を取る」と述べた。
もっともイラン側も以前、複数の民間船舶を攻撃したと報じられ、実際に被害に遭っているタンカーもあるが、その後はより選択的なアプローチを取っていると考えられている。
高市首相は、イランを非難
イラン側と交渉すれば、ホルムズ海峡を船舶が無事に通過できることは、以前から報道されてきた。
しかし日本の高市首相は3月20日、首脳会談に臨み、イランへの奇襲攻撃を行ったアメリカのトランプ大統領を「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思っている」などと称賛し、同時にイランの核開発を非難したという。
アメリカとイスラエルの攻撃により、原油価格も高騰し、日本でも国民生活に大きな影響が出ている。
そんな時、日本政府が行うべきは、イランを非難し、敵とみなされることではなく、同じくこの戦争を批判しているヨーロッパの国々と連携して、事態を速やかに鎮静化させるよう働きかけることだ。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: Missile hits town hosting Israel’s nuclear facility(3/21)

























