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口髭が日本の統治者を想起させるとして、韓国で米大使が批判を浴びる

口髭が日本の統治者を想起させるとして、韓国で米大使が批判を浴びる
Twitter/U.S. Embassy Seoul

駐韓米大使が植民地時代の日本の統治者に真似て口髭を伸ばしているのではないか、といった疑念を持たれ、批判の声が上がっている。

 

大使の肖像画を破壊

 

その駐韓米大使とは、2018年7月に着任したハリー・ハリス氏だ。

 

そもそも韓国の反米活動家らは、アメリカ政府が韓国政府に対して、在韓米軍の維持費として50億ドルを支払うよう要求してきたことに不満を募らせていたという。

 

活動家らは、このような要求をするアメリカが韓国に対して敬意を払わず、威圧的ですらあると感じており、そのような態度が日本による植民地統治時代を思い起こさせることにつながっていたそうだ。

 

そしてハリス大使の口髭も、植民地時代の日本人の統治者を想起させると批判が寄せられており、彼のことを「大使」ではなく、「総督(植民地での役職)」だと揶揄する声も上がっていたとか。

 

このため先月の初旬には、反米運動家らがソウルの中心部に集まり、アメリカの態度に不満を募らせ、ハリス大使の肖像画を破壊したとも言われている。

 

またハリス大使が日本人とアメリカ人のハーフであることから、韓国よりも日本を好んでいるのではないか、との声も上がっているそうだ。

 

日本人の母親と米軍士官の間に生まれる

 

ハリス大使は日本の横須賀で生まれ、母親は日本人で父親はアメリカ海軍の士官だったという。

 

また大使になる前は第24代アメリカ太平洋軍司令官としての任に就き、口髭を蓄えず、綺麗に剃っていたとも言われている。

 

しかし40年間の軍務を終え、駐韓米大使になってから口髭を伸ばし始めたそうだ。これについてハリス大使は、Korea Timesに対し次のように述べている。

 

「私は軍の士官としての生活と、外交官としての生活との間に区切りをつけたかったのです。(そのため)私は背を高くしようとしましたが、それはできませんでした。また若くなろうとしましたが、それもできません。しかし口髭は伸ばすことができました。だからそうしたのです」

 

また大使は、植民地時代における韓国の独立運動の指導者についても指摘。次のように述べたという。

 

「多くの独立運動の指導者がいました。彼らも口髭を蓄えていました。しかし誰も、そのことに注目はしません。私が言えることは、私が下す全ての決断は、アメリカ人の大使であるという事実に基づいています、日系アメリカ人としてではないのです」

 

ハンバーガー店のツイートでも話題に

 

ハリス大使は昨年、韓国の行事を欠席し、アメリカのハンバーガーチェーン店のオープンに駆け付け、食べる様子をツイートしている。

 

 

これは韓国が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を通告した後、韓国外交部が米政府に「失望」を表明しないようハリス大使に求めていたことへの、不満の表れではないか、との見方も囁かれていた。(了)

 

 

出典元:Korea Times:Politics of US envoy’s moustache(2019/12/29)

出典元:MailOnline:US ambassador to South Korea causes ‘outrage’ with his mustache as critics accuse him of emulating Japanese colonial rulers(2019/12/31)

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