スピーチ後に意識朦朧、空気と握手したバイデン大統領、大丈夫か!?
トランプ前米大統領には「スリーピー・ジョー」などと呼ばれ、ぼんやりしていることを揶揄されていたジョー・バイデン現大統領が、そのニックネーム通りのおとぼけをやってしまった。
壇上で空気に向けて握手
それは今月の14日、ノースカロライナ農業技術州立大学での出来事。スピーチを終えたバイデン氏は、聴衆から拍手を受けながら体を横に向け、まるでそこに誰かがいるように、握手の手を差し伸べた。だが実際には誰もいない。しかもその後、頭が混乱したらしく、演壇の後ろをしばらくフラフラしてから退場した。
その映像はすでにSNSで拡散されている。オリジナルの動画は、アメリカの保守系政治メディアであるWashington Free Beaconが投稿したものらしい。
After Biden finished his speech, he turned around and tried to shake hands with thin air and then wandered around looking confused pic.twitter.com/ZN00TLdUUo
— Washington Free Beacon (@FreeBeacon) April 14, 2022
バイデンはスピーチを終えた後、向き直って、何もない空気と握手しようとした。それから辺りをうろつき、混乱していたようだった。
これを見たツイッターユーザーは、笑いを禁じ得ないようだ。爆笑絵文字つきのコメントが多く上がっている。また、「そこに誰かがいるはずだったが、いなかったので探したのだろう」と、大統領を援護する人もいる。
うっかりミスが続いているが
バイデン大統領はこれまでも、スピーチでのうっかりミスがあれこれ取りざたされている。ウクライナを中国と言い間違えたり、カマラ・ハリス副大統領のことを「大統領」と呼んでしまったり、他にも挙げれば切りがない。79才という高齢なので「認知症ではないか」という憶測まで飛んでいる。
今回のノースカロライナ農業技術州立大学でのスピーチは40分間という長いものだった。だが、スピーチそのものにミスはなかったようだ。内容は、アメリカ経済とインフレーション、サプライチェーンの危機についてで、半導体メーカーへの経済的援助を議会に求める意図があったと報じられている。
長いスピーチを無事に終えたバイデン大統領は、ホッとして頭が空白になっただけなのだろう。そういうことは誰でもある……と思いたい。(了)
出典元:Times Now:US President Joe Biden trolled for shaking hands with ‘thin air’ after North Carolina speech(4/16)
出典元:The Tribune:Joe Biden’s latest faux pas triggers meme fest, fuels laughter burst after handshake with ‘invisible person’(4/15)