「ロシアの大統領が生きているのか分からない」ゼレンスキー大統領が発言
先日、ウクライナのゼレンスキー大統領は演説で、ロシアのプーチン大統領が生きていることに疑問を投げかけた。
ダボス会議で演説
ゼレンスキー大統領は1月19日、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの年次総会で、リモート演説を行った。
その中で、大統領は西側諸国に対して、ロシアの新たな攻撃に備え、ウクライナ軍へ供与される武器を増やすよう求めたという。
またウクライナの内務相を含む14人が死亡したヘリコプターの墜落に関しても、コメント。ロシアの関与を主張しなかったが、「戦時中にアクシデントはない」とも強調した。
さらにロシアのプーチン大統領が生きているのを疑っているかのような、発言をした。
「誰と話をすればいいのか分からない」
ゼレンスキー大統領は、演説において次のように述べたという。
「今は、誰と話をすればいいのか、分からない。ロシアの大統領が生きているのかどうか、よく分からない。彼がまだ生きているとも、特に彼が意思決定をしているとも、理解していない」
プーチン大統領が重病にかかったという検証可能な証拠はなく、死んだという証拠もなおさらない。
ただボディダブル(身代わり)が登場したのではないかという憶測は多く、一部の専門家はロシア政府内の取り巻きが権力にしがみつくために、プーチン大統領の死を隠蔽しようと躍起になっている、と考えているという。
また英紙「METRO」も昨年5月、プーチン大統領の健康状態が過去5年間で悪化しているとし、2週間のうちに2回手術を受けたと報じていた。(了)
出典元:METRO:Is Putin dead? Volodymyr Zelensky questions whether Russian president is still alive(1/19)