E・マスクが、ゼレンスキー大統領を嘲笑する内容を投稿、議会も反発
スペースX社のCEOであるイーロン・マスク氏が先日、ウクライナのゼレンスキー大統領をからかう投稿をした。
支援を嘆願する姿を嘲笑
マスク氏は10月2日、自身のSNS「X(旧ツイッター)」において、西側からの支援を嘆願するゼレンスキー大統領を嘲笑する画像を投稿したという。
その投稿には、「5分間、10億ドルの援助をねだらなかった時」といったコメントと共に、我慢しているようなゼレンスキー大統領の様子が映っていた。
— Elon Musk (@elonmusk) October 1, 2023
マスク氏は、ウクライナの防衛活動に不可欠なスターリンク衛星通信サービスを提供しているが、時折ウクライナを刺激する姿勢をとってきた。
ウクライナ議会も反発
ウクライナ議会のルスラン・ステファンチュク議長は、「X」への自身の投稿で、マスク氏に対し冗談で反撃。
4月に失敗したスペースXのロケット打ち上げを指し、「ある男、イーロン・マスクが宇宙を征服しようとしたが、何かがうまくいかず、5分後には目玉がクソまみれになったケース」とやりかえした。
The case when a dude @elonmusk tried to conquer space, but something went wrong and in 5 minutes he was up to his eyeballs in shit. https://t.co/4SW9dJNJvt
— Ruslan Stefanchuk (@r_stefanchuk) October 2, 2023
さらにウクライナ議会の公式アカウントも、マスク氏が「X」でロシアのプロパガンダを広めていると非難。
「5分経っても、ロシアのプロパガンダが広まっていない場合」とコメントし、マスク氏が怒っている様子を投稿した。
先日、当サイトでも、さまざまなSNSの中で、「X」が最もロシア側のプロパガンダを多く広めているとの記事を掲載している。(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Ukrainian victory depends on cooperation with Europe, Zelenskiy tells EU foreign ministers in Kyiv – as it happened(10/2)