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米・インディアナ州で、紀元前2300年頃の人間の頭蓋骨を発見

米・インディアナ州で、紀元前2300年頃の人間の頭蓋骨を発見
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アメリカのインディアナ州で、遥か以前に暮らしていた人間の頭蓋骨の一部が発見され、検視官によって報告された。

 

川の岸辺で発見、警察に通報

 

その頭蓋骨の一部が発見されたのは、今年の6月で、場所はインディアナ州を流れる、ホワイトウォーター川の岸辺だとされている。

 

その土地の所有者は、フェイエット郡保安官事務所に、頭蓋骨について報告。その後、調査が行われたという。

 

そして10月13日に検視局は、プレスリリースを発表。発見された頭蓋骨の一部が、約4270年前、紀元前2300年頃のものと特定されたと明らかにした。

 

大学が共同で年代を測定

 

検視局によると、インディアナポリス大学人間識別センターがジョージア大学と共同で、放射性炭素年代測定などの検査を行い、「この発見物の年代を正確に特定」することができたという。

 

フェイエット郡検視官事務所は、次のように述べている。

 

「注目すべきこの発見は、人々が何千年もの間、フェイエット郡の、私たちの故郷であるこの土地を歩んできたことを示しています。この問題に最大限の敬意と注意を払って、取り組むことが求められています」

 

また検視官事務所によれば、インディアナ州天然資源局と協力し、「先祖の遺体発見が文化的および法的基準に従って扱われるよう」、返還と遺跡管理に向けた今後の取り組みについて検討していくという。(了)

 

出典元:ABC News:4,000-year-old skull found along Indiana riverbank: Coroner(10/15)

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