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米12州以上でオーロラを観測、美しい色に空が染まる【動画】

米12州以上でオーロラを観測、美しい色に空が染まる【動画】
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先日、強力な磁気嵐の影響により、アメリカの多くの州でオーロラが観測された。

 

南部のフロリダ州でも空が色づく

 

オーロラが出現したのは、11月11日の夜から12日の早朝にかけてで、アメリカのニューヨーク州からワシントン州、テキサス州、オクラホマ州、テネシー州に至る12州以上で観測されたという。

 

またカリフォルニア州やルイジアナ州、ニューメキシコ州、サウスカロライナ州、南部のフロリダ州でも、色とりどりに空が輝き、その画像などがSNSに投稿された。

 

しかも12日の夜には、さらに多くのオーロラが見られる可能性があると予報されていたそうだ。

 

コロナ質量放出を確認

 

オーロラは、太陽から飛来する荷電粒子(陽子や電子)が、地球の高層大気と衝突し、相互作用することで発生する。

 

アメリカ海洋大気庁(NOAA)の宇宙天気予報センター(SWPC)は、太陽から高速で移動するコロナ質量放出(CME)が確認されたことを受け、11月11日と12日の2日間に、同センターの基準で2番目に高い「G4」の磁気嵐注意報を発令したという。

 

宇宙天気予報センターのショーン・ダール予報官は11月10日、2~3個のCMEがすでに地球に到達し、「かなりの威力」を発していると警告していた。

 

またダール氏によると、予報官たちは3個目のCMEがまだ到達していないと考えており、12日の東部標準時正午頃に到達すると予想しているという。

 

しかも、3個目のCMEが、「最後で最も活発な」ものになると考えられているそうだ。(了)

 

出典元:The Guardian:Northern lights visible across US as geomagnetic storm lights up skies(11/12)

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