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血のように染まった皆既月食、北米や豪でも「ブラッドムーン」を観測

血のように染まった皆既月食、北米や豪でも「ブラッドムーン」を観測
X_NASA

3月3日、日本や北米、オーストラリア、ニュージーランドでも皆既月食が観測された。

 

地球の大気圏を太陽光がかすめる

 

月食は、地球が月と太陽の間に一直線に並ぶ時、太陽の光が遮られ、月に地球の影が落ちる現象だ。

 

3月3日には「皆既」月食となり、この現象が観測されたのは、3年ぶりとなる。

 

今回、日本やオーストラリア、ニューヨークでも観測された月食は、「深みのある銅色がかった赤色」に変化していったという。

 

この現象は、太陽光が地球の大気圏をわずかにかすめ、間接的に月に当たったことで起きたと考えられている。

 

古代では不吉な前兆

 

海外では、この赤く染まった月を「ブラッドムーン(血の月)」と呼んでおり、古代には不吉な前兆として捉えられていたという。

 

古代インカの人々は、月の深紅色をジャガーが襲って食べているものと解釈し、古代メソポタミアでは、月食が王への直接的な攻撃と考えられていたそうだ。

 

またカリフォルニア州のネイティブアメリカン、ルイセノ族(Luiseño)は、赤く染まった月が傷つき、病気になったと考え、月に向かって癒しの歌を歌ったり、詠唱したりしていたという。

 

次の皆既月食は2028年の大晦日(12月31日)となる。ヨーロッパやアジア、オーストラリア、アフリカなど、世界のほとんどの地域で観測できるが、南北アメリカ大陸では観測できない。

 

北米で次に観測できる皆既月食は、2029年6月となる。日本では2029年1月1日に、皆既月食が観測できるという。(了)

 

出典元:The Guardian:Rare ‘blood moon’ total lunar eclipse to loom over North America, Australia and New Zealand(3/3)

出典元:国立天文台:月食一覧

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