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19世紀の難破船か?ハリケーンにより、ミステリアスな残骸が浜辺に姿を現す

19世紀の難破船か?ハリケーンにより、ミステリアスな残骸が浜辺に姿を現す
Twitter/Ryan Elijah FOX 35

アメリカの海岸で、ハリケーンの後に謎の残骸が姿を現し、調査が行われた。

 

ハリケーンにより海岸が侵食される

 

その残骸が発見されたのは数週間前、場所はフロリダ州東部海岸にある浜辺、デイトナビーチショアーズとされている。

 

ここでは9月下旬に接近したハリケーン「イアン」と、11月に発生したハリケーン「ニコル」により海岸が侵食され、ビーチから謎の残骸が見つかったという。

 

残骸は長さ80〜100フィート(約24m~30m)とされ、その後考古学者のチームが調査を開始。その結果、19世紀の難破船の残骸である可能性が高まったそうだ。

 

Facebook/St. Augustine Lighthouse & Maritime Museum
Facebook/St. Augustine Lighthouse & Maritime Museum

「難破船のように見える」

 

考古学者のチームは、シャベルやこて、手を使って、露出したフレームの周囲を慎重に掘り進めていったという。

 

調査に参加した人たちの中には、これが「ドック」の残骸だと考えている人もいるが、考古学者のChuck Meide氏はメディアに対し「これは間違いなく難破船のように見える」と語っている。

 

彼の考古学チームは現在、露出した船の計測と分析に取り組んでおり、Meide氏によると、この船は1800年代の貨物運搬用の帆船であった可能性があるという。

 

Facebook/St. Augustine Lighthouse & Maritime Museum
Twitter/Ryan Elijah FOX 35

 

この残骸は今、潮の流れによって再び部分的に埋まってしまったが、砂の中で保護されているため、コストのかかる残骸の撤去作業は予定していないそうだ。

 

今回の発見は、好奇心旺盛な人々を引きつけ、ここ数日、現場には観光客などが訪れているという。(了)

 

出典元:ABC News:Buried 19th-century shipwreck likely uncovered by hurricanes on Florida beach(12/8)

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