砂漠に囲まれたドバイで、熱帯雨林を再現した5つ星のホテルが建設中
中東のドバイで、建物内に熱帯の森を再現した高級ホテルがオープンする予定となり、注目されている。
ホテル内部に熱帯雨林を再現
そのホテルとは「Rosemont Hotel and Residences」。ヒルトンホテルが経営する5つ星のホテルで、53階建てのツインタワー構造になっているという。
ホテルの部屋数は450。建設費は5億5000万ドル(約550億円)とされ、ツインタワーのデザインは建築部門での賞を受賞しているそうだ。
しかしなんといってもユニークなのは、砂漠に囲まれたホテル内部に熱帯雨林を作り出したこと。
熱帯雨林の降雨システムも備える
この熱帯の森は2つのタワーの交わった5階建ての空間に作られており、広さは7万5000平方フィート(約7000平方メートル)に及ぶという。
そこには熱帯の植物や木々が植えられ、滝や川の流れも再現。さらに熱帯雨林の気候をセンサーによって模倣する、降雨システムも備えているそうだ。
また他にも恐竜が住んでいたような湿地も作られ、プールや砂のないビーチ、カフェまで熱帯雨林の中にあるとか。
ツインタワーの1つは居住用
さらにツインタワーの25階部分には、底がガラス張りになったプールも設置されており、砂漠とさまざまな高層建築物が立ち並ぶドバイの風景を堪能できるという。
ツインタワーの1つは住宅用とされており、280の部屋を用意。現在、建設が進められており、2018年の終わり頃に完成し、オープンする予定とされている。
今年の年末にドバイへ旅行を計画されている方は、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。(了)
出典元:Mirror:Five-star hotel to house world’s first indoor RAINFOREST featuring waterfalls and Jurassic marsh(1/20)