キャンピングカーで3年以上も猫と旅する生活を送る男性が話題に
キャンピングカーで3年以上にもわたり、猫と旅を続ける男性が話題となっている。
自宅を売り払い旅を開始
猫と旅する生活を続け、注目を集めているのはRich Eastさん。
オーストラリア本土から離れた島に位置する、タスマニア州の州都ホバートの出身であるRichさんは、今から遡り3年以上前となる2015年5月、飼い猫のWillowと共に故郷を離れることを決意。
自宅や持ち物を売り払い、キャンピングカーで旅をする生活を続けている。
以来RichさんとWillowは、オーストラリア全土7万キロ以上にもわたる距離を共に旅してきたという。
豪全土を制覇しても旅は終わらず
Richさんは昨年末予定した行程を制覇。夏季には故郷へと戻り、しばしの間滞在したという。
しかしRichさんとWillowの旅はこれで終わらなかった。
今年に入りRichさんとWillowは、オーストラリア中部に位置するシンプソン砂漠を3カ月ほどかけて周遊。彼らの旅はまだまだ続いていくようだ。
旅仲間からも驚かれる猫の存在
一方Richさんに注目が集まっている理由は、キャンピングカーによって旅する生活を続けているということのみに留まらない。
彼に注目が集まる理由として大きいのは、やはりWillowの存在だ。
Richさんはある時、旅先のキャンプ場でバックパッカーから“すみません、あなたの車に入ろうとしている猫がいますよ!”と言われたことを綴っている。
様々な地を車一つで渡り歩く生活は自由で新鮮な驚きに満ちたものである一方、日常生活では感じ得ることのないストレスに直面する場面も多々あるだろう。
そのような生活において猫も連れて行くことは、やはり非常に珍しいことであることに違いない。
旅するWillowの写真をご紹介!
他方でRichさんは、Willowと共に旅する生活を非常に楽しんでいるようだ。
Richさんは、行く先々でWillowが探検する様を眺めるのが喜びだと綴っている。
さらにRichさんはWillowが旅先で見せる様々な姿をカメラに収め、インスタグラムなどで紹介している。
ここからはそんなWillowの写真の一部をご紹介しよう。
まず、こちらの写真は木の上をゆったりと歩くWillowの姿を捉えたもの。
こんなに自由に歩き回る様を見ると、どこかに行ってしまうのではないかと心配になる方もいるかもしれない。しかしWillowはRichさんから遠く離れた場所には行かず、また安全のため追跡用の装置を取り付けているという。
続いてこちらは夕日を眺めるWillowの姿だ。
写真が撮影された場所について、Richさんは古い映画のセットであると説明。オーストラリアの砂漠においては、このようにキャンプにはもってこいな放棄された住居が数多くあるのだという。
お次は夕暮れ時の砂漠の中にいるWillowを捉えたもの。
少し毛を逆立てているように見えるが、何か獲物でも見つけたのだろうか。
そしてこちらは眠りにつくWillowの姿だ。
旅する生活に慣れているためか、どんな場所にいても眠りにつくことができてしまうようだ。
ちなみにRichさんとWillowの旅の一部始終は、こちらのホームページから確認することが可能だ。
またRichさんは旅先で収めた写真を用いた2019年のカレンダーをも制作済みという。興味がおありの方はそちらもチェックしてみてはいかがだろうか。
猫と共にキャンピングカーで旅するという夢のような生活。実際にそんなことを行うことはなかなか難しいが、彼らの写真を見て旅した気分になっていただければ幸いだ。(了)
出典:Boredpanda:I Spent Over 3 Years Traveling With My Cat In A Campervan