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ロンドン橋殺傷事件で犯人と戦った男性、実は5回も刺されていた

ロンドン橋殺傷事件で犯人と戦った男性、実は5回も刺されていた
Twitter/Toucant

先日、イギリスのロンドン橋でテロ事件が起きたが、その際犯人を取り押さえようとした市民の男性が、複数回も刺されていたことが明らかとなった。

 

建物の1階に上がると犯人がいた

 

その男性とは、「Fishmongers Hall」で働くポーランド人のシェフ、Lukasz Koczocikさんだ。

 

この建物内では11月29日に、元受刑者の社会復帰を支援するケンブリッジ大学のプログラム「Learning Together(共に学ぶ)」のイベントが行われていたという。

 

そしてこのイベントに参加していた仮釈放中のウスマン・カーン容疑者(28)が、刃物で2人を殺害、3人にケガを負わせた。

 

Koczocikさんは事件が起きた時、その建物の地下で窓ガラスを清掃する作業を行っていたという。

 

そして多くの人々の悲鳴が響き渡ったとき、持ち場から離れ、建物の1階に到着。そこにはカーン容疑者がいた。

 

1対1で対決、5回刺される

 

「Fishmongers’ Hall」の最高経営責任者であるToby Williamsonさんは、BBCの朝の番組(BBC Breakfast)で次のように語っている。

 

「カーン容疑者はナイフを2本持っていました。現場には血があり、叫び声があり、混乱していました。Koczocikは壁から長い棒を引っ張って取りました。そして犯人に向かって突進したのです。その時、容疑者の胸に衝撃を与えました。しかし相手の胸には明らかに防御するためのもの(ベストか)があったため、ダメージ(影響)を与えることはできませんでした」

 

しかしこれによりKoczocikさんは、他の人々が逃げる時間を稼ぐことができたという。Williamsonさんは次のように続けた。

 

「その時点でKoczocikは約1分間、1対1の直接対決を行いました。カーン容疑者は、切りつけながら、Koczocikの棒に近づいていきました。そのためKoczocikは体の左側に5箇所の傷を負い、次第に力を失っていきました」

 

2人の市民が加勢、犯人は逃走

 

その後2人の市民が加勢し、1人が消火器を手にし、もう1人が壁からイッカクの角を外して向かっていったという。

 

そしてカーン容疑者は数で負けると見たらしく、受付ホールを通って逃走を図る。ケガを負ったKoczocikさんは犯人を止めようと向かっていったという。

 

建物のドアが開かれ、最初に犯人の後を追って出たのはKoczocikさんで、彼は皆に対し「ここから離れろ」や「戻れ」と叫んでいたという。

 

そしてロンドン橋の北側に出てきた時、カーン容疑者は複数の市民にタックルされて地面に倒れ、やがて駆けつけた警察官によって射殺された。

 

 

Koczocikさんはケガを負ったが、命に別状はない。

 

ポーランドのZbigniew Ziobro法務大臣は、Koczocikさんの自己犠牲と勇気を称え、最高位の勲章を与えようと、大統領に進言したと言われている。(了)

 

 

出典元:NYPost:London Bridge attack: Lukasz Koczocik stabbed 5 times, still fought Usman Khan(12/3)

出典元:INDEPENDENT:London Bridge attack: Polish chef fought terrorist until police arrived despite heavy injuries(12/2)

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