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前代未聞!バイクレース中に相手のブレーキレバーを掴んだ選手が失格処分に

前代未聞!バイクレース中に相手のブレーキレバーを掴んだ選手が失格処分に
Twitter/MotoGP

バイクレースの「Moto2」において、相手のブレーキを引いて危険行為に及んだとして、あるレーサーが失格処分となった。

 

バイクに手を伸ばしブレーキを引く

 

そのレーサーとはロマーノ・フェナティ選手。彼は先日、イタリアのミサノサーキットで開催されたMotoGP13戦サンマリノGPのMoto2の決勝に出場。

 

レースの残り7周(全25周)の7コーナーで、接近してきたステファノ・マンジ選手のバイクに手を伸ばし、ブレーキのレバーを引いたという。その時の様子がこちら。

 

 

これによりフェナティ選手は危険な走行を行ったとみなされ失格処分となり、今後2レースの出場停止となった。

 

前の周に相手が接触してきた

 

当時、両者は16番手争いをしており、マンジ選手は残り8周の14コーナーでフェナティ選手のインをついて接触。

 

これに怒ったフェナティ選手が、次の周で相手のブレーキを引く行為に及んだと見られている。

 

ただしフェナティ選手はこれまでにも、所属していたSky VR46チームのルールに従わず規律違反を犯したり、スタート練習の間にライバルのエンジンを切ったり、他のライダーに暴言を吐いたりしてきたという。

 

元レーサーのColin Edwards氏も取材に対し、次のように語っている。

 

「フェナティは人の命を危険にさらした。これは信じられません。からかっているんでしょうか?ここは彼に言うべきです、さっさと荷物をまとめて、来年会おうとね。馬鹿げています」

 

高速で走っている最中にブレーキを引けばどうなるのか、選手でなくても分かる。これは非常に恐ろしい危険行為といえるだろう。(了)

 

 

出典元:INDEPENDENT:Watch: Moto2 rider Romano Fenati disqualified for attempting to grab rival’s brake lever on straight(9/10)

出典元:The Guardian:Moto2 rider black flagged after grabbing rival’s brake lever at 140mph(9/9)

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