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マリウポリの製鉄所内から負傷した市民20人が避難に成功【ウクライナ】

マリウポリの製鉄所内から負傷した市民20人が避難に成功【ウクライナ】
Twitter/Alexander Khrebet

ウクライナ南東部の都市、マリウポリにある製鉄所内から、負傷した市民が避難できたと伝えられている。

 

負傷した女性や子供も避難

 

マリウポリにあるアゾフスタル製鉄所はロシア軍に包囲され、その地下には現在も、ウクライナ軍兵士や多くの市民が取り残されている。

 

すでに製鉄所内には水や食料も不足していたが、ロシア軍はいまだに激しい攻撃を加えているという。

 

しかし4月30日、アゾフスタル製鉄所にいた負傷した市民、20人が避難することができたそうだ。

 

アゾフ連隊副司令官のスヴャトスラフ・パラマール大尉は、次のように動画で説明している。

 

「マリウポリの #アゾフスタル製鉄所の領域から、負傷した20人の市民が避難できた。女性や子供もいる。彼らはおそらくザポリージャに向かっている途中だろう」

 

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両陣営が停戦を守った結果

 

アゾフ連隊のスポークスマンである、スヴャトスラフ・カリナ・パラマール氏によると、アゾフスタル製鉄所では両陣営が停戦を守り、施設内から市民を避難させられたという。

 

しかし「避難できたのはわずか20人。他の人々は、爆撃の後、瓦礫の下から救出されている」と述べたそうだ。

 

またパラマール氏は、600人の負傷兵を民間人と一緒にウクライナ領内に避難させるよう、改めて要請した。

 

ただしロシア側は、負傷者を捕虜として自国の病院に収容することを望んでおり、アゾフ連隊側が負傷者の交渉のために、民間人の退去を妨げていると非難しているという。

 

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犠牲者はナチス侵攻時の2倍

 

しかしマリウポリでは、これまでにない数の民間人がロシア軍による攻撃の犠牲になっているようだ。

 

マリウポリ市長のヴァディム・ボイチェンコ氏によれば、ロシア軍は開戦2カ月で、ナチス・ドイツが2年間占領したときの2倍の市民を殺害したという。

 

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツはマリウポリを占領した2年間に1万人の市民を殺害したが、ロシアはその2倍を殺したとボイチェンコ氏は語っている。

 

その上でボイチェンコ氏は、「これは現代史における最悪の市民虐殺の1つだ」と述べた。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Volodymyr Zelenskiy vows ‘Ukraine will be free’; Moscow says threat of nuclear war must be kept to minimum – live(4/30)

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