人間が床を斜めに歩いていく、ギリシャにある建物が不思議
ギリシャに実在する建物において、ちょっと不思議な映像が撮影された。
体を傾けながら床を歩く
その建物とは、ギリシャ中央部の村、Ropotoにある教会だという。
撮影したのは、ドキュメンタリー製作者のBob ThissenさんとFrederik Sempelsさんだ。彼らは先日、この教会を訪れ、実際に内部に入ってみたという。
しかし映像には、彼らが床を登ったり、斜めになった階段に戸惑いながら歩いたりする様子が映っていた。
元の場所から約180mも流される
この教会は、決して目の錯覚を楽しむような施設ではない。
実はこの村では2012年に大規模な土砂崩れ(地滑り)が起き、多くの家が流され、または埋まり、甚大な被害を出したという。
そしてこの教会も元々あった場所から200ヤード(約183m)も流されてしまい、角度も17度に傾いてしまったそうだ。
ちなみにイタリアにある「ピサの斜塔」の傾き具合は3.97度。17度というのは、相当な傾きと言える。
このため内部を探索していたThissenさんも、やがて気分がおかしくなり、吐き気を催したという。(了)
出典元:MailOnline:It’s not an optical illusion! Adventurers struggle to stay upright as they explore abandoned Greek church left at a 17-degree angle by a landslide(11/1)