【意外?】TIME誌が選ぶ「世界の最も素晴らしい場所50」に京都と名古屋が選出!
創刊100周年を迎えたアメリカのニュース雑誌・TIME誌は、3月16日に「世界の最も素晴らしい場所50」を発表した。日本を代表する観光地である京都とともに選出されたのが名古屋だ。
世界各国に広がる特派員らの協力を得て選出したというランキング。それぞれの選出の理由を見てみよう。
「日本の非公式な文化の首都」―京都
日本から選出された京都を、「日本の非公式な文化の首都」と表現。選出の理由は、イベントの多さだ。7 月の祇園祭、8 月の京都五山送り火といった行事だけではない。
例えば、コペンハーゲンで世界一のレストランとも呼ばれる「Noma(ノーマ)」のポップアップレストランが、2023年3月15日から5月20日までエースホテル京都に登場する。人気が高く、予約はすでに満席とのこと。エースホテル京都で用意している、14万9160円(2泊2名・食事代別)からの「Noma」の食事確約プランも残りわずかだという。
記事内では、コロナ禍中にリニューアルオープンした京都市京セラ美術館、ヒルトンのラグジュアリーコレクションブランドLXR ホテルズ&リゾーツがアジア初進出した「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」、シンガポールのバンヤンツリー・グループが日本初進出した「ダーワ・悠洛 京都」も紹介されている。
「アニメとウィスキー」―名古屋
日本から選出したもう一つの都市である名古屋は、「長年、東京と京都を結ぶ新幹線の経由地点であり、工業地帯と森林の相反する景観を持った場所」と紹介されている。名古屋市ではなく、名古屋駅を中心に移動できる範囲が選出されたようだ。
特に注目されているのは、世界的にも有名なウィスキーを製造しているサントリー知多蒸留所、そしてジブリパークだ。2023年は、東京ディズニーリゾートの40周年、としまえんの跡地に開園する「ワーナーブラザーズ スタジオツアー東京」、1年遅れでスタートしたUSJの新パレード「NO LIMIT!」、東武動物公園で復活した「水上木製コースター レジーナ」など、日本のテーマパークはイベントが盛りだくさんだが、ジブリパークの世界的な注目度は高いようだ。
その他には、2020年にTHE TOWER HOTEL NAGOYAとしてリニューアルした名古屋テレビ塔、店内に約2000種類ものバーボンやウィスキーが並ぶバーボンウイスキー専門バー「Bourbon Bar ANKI」、2022年11月にオープンした⽝⼭城と⽊曽川を臨み、日本の贅沢が満喫できるホテルインディゴ犬山有楽苑が紹介されている。
その他にも、ドミニカやバルセロナ、済州島などが選出されている。今年こそは海外旅行に行きたい!という方は、ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。
参考:TIME「THE WORLD’S GREATEST PLACES OF 2023」(3/23)
参考:PR TIMES「エースホテル京都が世界一のレストラン「noma (ノーマ)」を招聘」(2022/10/24)
アイキャッチ画像出典元:Annie Guilloret/Flickr