クリスマスの衣装に怖い表情…実はとっても優しいハスキー犬が話題に
クリスマスの可愛らしい衣装を着た、シベリアン・ハスキーのユニークな写真が公開され、話題となっている。
怖い表情とクリスマスの衣装
そのハスキー犬とはオスの「Anuko」。実はその独特な厳しい表情のため、以前からネットでも何度か取り上げられてきたワンコだ。
飼い主のJasmineさんは今回、「Anuko」にクリスマスの衣装を着せて撮影。その姿を自身のフェイスブックやインスタグラムなどに投稿した。
恐ろしい表情と可愛らしい衣装のアンバランスが、ユニークな雰囲気を醸し出している。
もっともこれだけではない。彼女はインスタグラムに精悍な表情を浮かべた「Anuko」の姿など、多くの写真も投稿している。
外へ出るよう促してくれた
表情は確かに少し怖い感じがするが、飼い主のJasmineさんによれば、「Anuko」は非常におとなしく、優しい性格をしているという。
そもそも彼女が飼い始めたのは「Anuko」が生まれて5週間の時。当時、Jasmineさんは精神的な病気を抱えていたそうだ。
しかし「Anuko」はその後、飼い主の病気の克服に大きな役割を果たすことに。Jasmineさんも取材で次のように語っている。
「彼を飼い始めた時、私はうつ状態で、自殺願望にとりつかれていました。私には友達が1人もおらず、仕事にも就いていませんでした。学校も退学していました。私は実際、ずっとベッドの上で過ごしていたんです」
「でも神様のおかげで、Anukoが私の人生に現れたのです。彼がいなかったら恐らく私はまだベッドの上にいたでしょう。それともさらに悪くなっていたかもしれません。でもAnukoは私に外へ出るよう促してくれました。新鮮な空気を吸い、数時間彼と一緒に外で過ごすことは、私に多くの良いことをもたらしてくれたのです」
動画が人気となりサイトも立ち上げる
また約2年前、Jasmineさんはボールを投げたふりをして、「Anuko」が騙されるユニークな動画を公開。するとたちまち話題となり、多くの人に視聴された。
さらにその後、Jasmineさんは自身のウェブサイトを立ち上げることに。他の飼い主にハスキー犬など、寒さに強い「スノードッグ」と呼ばれる犬の世話の仕方について情報を提供し続けたという。
そして最近では、自らのウェブサイトを充実させるために、彼女は獣医の学校に入学することを決断。すでに今年、入学の申し込みを行っているそうだ。
Jasmineさんは「もし、Anukoが自分の人生に現れなかったなら、これらの出来事は決して起きなかったでしょう」と振り返っている。
犬との絆を深めることで立ち直ったJasmineさん。今後も夢に向かって頑張っていただきたい。(了)
出典元:boredpanda:Humans Attempt To Do A Christmas Card Photoshoot With Their Husky, And The Result Is Just Too Funny(12/16)