X/AccuWeather

ライブ中継中のニュースレポーターの顔に魚が命中し、転倒したレポーターが嵐の海に引きずり込まれそうになるという出来事があった。動画が海外で話題になっている。

過去30年で最悪の暴風雨

ノルウェーは今、「Ingunn（インガン）」と命名されたハリケーン並の猛烈な低気圧に襲われている。これはノルウェーの過去30年で最悪の嵐なのだそう。

多くの被害が報告されている中、海外メディアは、「少なくとも一人のニュースレポーターが、笑いを提供してくれた」という。

そのレポーターは、ノルウェー·クリスチャンスン市付近の海岸で、海を背にして立ち、暴風に晒されながら実況中継していた。すると、突然「海から飛び出した魚」に「顔面を殴打された」。

その衝撃が強かったためレポーターは転倒し、直後に押し寄せた大波を被る。波を被ったレポーターは、一瞬、悲鳴のような声を上げるが、すぐさま大笑いするのが面白い。（転んだ衝撃で、身につけていた救命胴衣の黄色いエアバッグが開いたようだ）

A reporter takes a fish to the face before being nearly swept away by a large wave during a storm in Norway. 🌊🐟 pic.twitter.com/02yys59swg

— AccuWeather (@accuweather) February 23, 2024

Xに投稿された動画のコメント欄には泣き笑いの絵文字が並び、「何と言っても彼（レポーター）自身が笑っているのがいい」「（これを見て）笑ってしまった私を許してくれ」といった書き込みがある。

また、映っている状況が出来すぎていると感じた人もいるようで、「信じ難い」や「明らかに演出で、魚は横から投げられたもの。波が押し寄せたのはタイミングが良かっただけ」「ナイスフェイク、演技は下手だが」という意見も上がっている。

強い寒気で低気圧がハリケーン級に

この低気圧「Ingunn（インガン）」のせいで多くの家屋の屋根が飛ばされたほか、広範囲の停電や航空便の遅延·欠航などが発生したが、人的被害はなかったと報じられている。

ウエザーニュースのサイトによると、「ヨーロッパの広い範囲が暖かな空気に覆われていたところに、上空5500m付近で－36℃以下の強い寒気が南下した」ことから、低気圧「Ingunn（インガン）」は急速に発達してハリケーン並の勢力になったとのことだ。（了）

出典元：DAILY CALLER:Video Appears To Show Fish Absolutely Clobbering Newscaster Amid Insane Weather(2/23)
出典元：FRANCISCO ZEA:Reportero golpeado por pez durante cobertura de tormenta en Noruega(2/23)
出典元：New York Post:Fish hits weatherman in the face amid Norway’s worst storm in 30 years(2/23)
出典元：Wikipedia/クリスチャンスン