宝石細工職人が、米粒から彫刻したゴジラが凄い【動画】
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ロシアの宝石細工職人が、一粒の米を削ってゴジラの像を作った。細かいディテールまで表現された仕上がりと、それを生み出す正確な技術に驚かされる。
長さ0.7mmの米粒
縦の長さがたった0.3インチ(約0.7mm)しかない米粒。そこから超ミニゴジラを作る動画が最近シェアされ、見た人たちを唖然とさせている。
映っているのは、顕微鏡下に置いた米粒を職人が宝石細工用の工具で彫っていく様子だ。ゴジラの独特な立ち姿はもちろん、特徴的な背板(背中に並んだ突起)や皮膚の凸凹感まで、完璧と言えるほどのディテールが再現されていく。
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インスタグラムで動画をシェアしたSFアーティスト(@retroscifiart)は、こんな説明をしている。
宝石細工の名人@rish_artが、驚くほど細密なゴジラを、長さたった0.3インチの米一粒から彫刻した。宝石細工用の精密工具を使った顕微鏡下での作業。名人は極小の米粒をキャンバスにして、有名な怪獣の特徴を、鱗の一つ一つまで描きこむ。
ちなみに@rish_artは個人ではなく、ロシアのジュエリー·スタジオ「RishArt」。2013年に創設されたこのスタジオには、経験年数3年~40年の8人の職人がいるそう。動画のゴジラを彫ったのはその一人だろう。
見た人たちも驚嘆
動画はインスタグラム以外のSNSにも拡散され、多くの人を驚かせているそうだ。海外メディアがピックアップしたコメントをいくつか紹介しよう。
これが現実だなんて信じられない! 並外れた才能と忍耐が注ぎ込まれた結果に違いない。
たまげた! 小さな鱗に至るまで、映画のゴジラそのものに見える。
気違いじみたディテールだ! この作業に必要な集中力と手先の安定を考えると、気が遠くなる。
1つ1つの鱗を、はっきり見分けられるように彫ることができるなんて、信じがたいことだ。真の職人といえる。
友達全員にこの動画を教えるつもりだ。きっと誰も現実だと信じないだろう。
(了)
出典元:Hindustan Times:Russian jeweller creates stunning Godzilla sculpture from grain of rice: ‘True masterpiece‘(2/15)