隕石の中からエイリアンが誕生?触手が蠢くような動画が話題に

ある男性が、隕石の中からエイリアンのようなものが姿を現したと主張し、その動画が注目を集めている。
パナマで隕石を発見したと主張
その男性とは、TikTokユーザーの「@kinpanama」さんだ。
彼は8月29日にパナマ共和国のペドレガル地区で、クレーターの中から銀色の小さな隕石を発見したと主張した。
その後、「@kinpanama」さんはTikTokに複数の動画を投稿。そのうちの1つには、隕石と思われるものの中から、エイリアンの触手のようなものが生え、ピクピク動く様子が映っていた。その動画がこちら。
@kinpanama Muchos le están llamando Venom 😮#viralvideos #tiktok #videoviral #viral #viraltiktok ♬ sonido original – Kin👾
シリコンと溶剤が作用している可能性
やがて一連の動画は話題となり、「エイリアンが成長している」と主張するユーザーがいる一方で、フェイクだと否定するユーザーも現れたという。
あるユーザーは、隕石が「ジャガイモみたいだ」と指摘し、「鉄隕石は夜に光らない」と述べ、「@kinpanama」さんの主張に反論した。
UFO研究家で映画監督のマーク・クリストファー・リー氏は、イギリスのタブロイド紙「デイリー・メール」に対し、これはハリウッド流の安易な偽物だと確信していると語った。
触手が動いているように見えた理由について、リー氏はシリコーンポリマーであるポリジメチルシロキサン(PDMS)で作られた巧妙な小道具である可能性が高いと指摘した。
リー氏によれば、PDMSが一般的な溶剤であるヘキサンをすべて吸収すると、膨張させることができ、「触手が揺れる」効果も生み出している可能性が高いという。
そしてこの方法を使えば、触手がテーブルの周りを自ら這っているかのように見せることもできるそうだ。(了)
出典元:MailOnline:Twisted truth about mysterious tentacled beast emerging from ‘meteorite’(9/16)