風力発電のブレードの上で自転車に乗る男性の動画に驚愕
イギリスで、あるサイクリストの男性が、風力発電機のブレード(羽)の上で自転車に乗り、驚くような動画を公開した。
気候変動問題への意識を高めるため
その男性とは、Danny MacAskillさん。
彼は、10月31日に「第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)」がスコットランドのグラスゴーで開かれるのを前に、イングランド南西部のグロスタシャーへ向かったという。
MacAskillさんは気候変動問題への意識を人々に高めてもらうため、この地域にある「Alveston Wind Park」に建てられていた高さ230フィート(約70m)の風力発電機に登り、狭いブレードの上で自転車を走らせたという。
動画は40万回以上も再生
MacAskillさんは、スコットランド・スカイ島の村、ダンビーガン出身の35歳。プロのトライアルライダーとされている。
MacAskillさんは、地球上の電力のうちどれだけが再生可能エネルギーで賄われているかを示すために、この大胆な挑戦に挑んだという。彼は次のように述べている。
「高いとは感じないほど、現実離れした高さです。私はただ、そこで揺れていただけです。グラスファイバーとバイクのタイヤの相性はあまり良くないと言えるでしょう。この動画はCop26のために作ったのですが、再生可能エネルギーがこんなに豊富だとは知りませんでした。再生可能エネルギーが普及し、バランスが変化していることを知ると、確かに良い気分になります。地球が癒され始めることを願っています」
MacAskillさんはこの動画を10月24日(日本時間)に公開。現在までに40万回以上も再生されている。
また動画を見た人からも、多くの賞賛や驚きのコメントが寄せられた。下の動画では、ブレードに乗るのは3分20秒ごろから。(了)
出典元:MailOnline:Stunt cyclist rides bike along the blade of a 230ft wind turbine to highlight renewable energy ahead of COP26 climate change summit(10/26)