飛行時間はわずか1分14秒、男性が世界一短いフライトを体験【動画】
イギリス人のトラベル・ブロガーが、世界一短いと思われるフライトを経験し、その様子を記録した。
スコットランドの島を移動
そのトラベル・ブロガーとは、イングランドのダービーシャー州出身のノエル・フィリップスさん(41歳)。
彼は先日、スコットランドのオークニー諸島にあるパパ・ウェストレイ島から、ウェストレイ島へ向かう飛行機に乗り込んだという。
しかしその距離はわずか1.7マイル(約2.7km)、飛行時間はわずか1分14秒だったそうだ。彼は搭乗から着陸までの動画を撮影。世界で最も短いフライトの様子をYouTubeに投稿した。
その動画を見ると、この飛行機はいくつかの島の間を飛行しており、そのうちの1区間のフライト時間が1分14秒だったようだ。下は本人のものではなく、紹介しているメディアの動画となる。
短距離路線は航空ファンに人気
この便は実際に、航空会社「ローガンエアー」が1日2便運航しており、飛行機は8人乗りだったという。
しかも機内が狭いため、手荷物を持ち込むことができず、すべてをトランク(荷物置き場)に入れなければならなかったそうだ。
ただしフィリップさんによれば、短距離路線は観光客や航空ファンに人気があり、彼自身も短いフライトで、人里離れた地域を旅するのが大好きだという。
またスコットランドには、遠隔地の島々を結ぶこのような短距離のフライトがたくさんあり、イギリスに住んでいると簡単に体験することができるそうだ。
もっともこれらの島々で就航している飛行機は非常に小さく「まるでミニバスに乗っているようだ」と、フィリップさんは語っている。(了)
出典元:METRO:Man films world’s shortest passenger flight – travelling just 1.7 miles(7/14)