仏スーパーが「ヌテラ」を70%引きで販売したところ、客が殺到し警察沙汰の大混乱に


フランスのスーパーが、チョコスプレッドを70%も値引いて販売したところ、これを目がけて店に客が殺到。客同士で喧嘩が始まるなど、警察が駆けつける大混乱となった。

 

騒動の要因はチョコレート風味のスプレッド

 

騒動の舞台となったのは、フランスの大手スーパー「インターマルシェ」。

 

今月25日に、チョコスプレッド「ヌテラ」を、通常価格の4.5ユーロ(約600円)から1.4ユーロ(約190円)へと、70%の値引きで販売したことが要因とされている。

 

「ヌテラ」はイタリアのフェレロ社が発売している製品で、チョコレート風味の甘いスプレッド。世界160ヶ国で販売され、日本でも百貨店や輸入食材店等で目にしたことがある方も多いはずだ。

 

今回「インターマルシェ」が特価品として販売したため、買いだめをしようと客が殺到し、一部の店舗では警察が出動する騒ぎとなったようだ。

 

「動物のような騒ぎ」と目撃者

 

動画からも大勢の客で大混乱となっている様子がみてとれる。商品をめぐり、客同士で押し合いや奪い合いが勃発し、警察を呼んだ店舗もあったという。

 

目撃者の一人が地元メディアに語った。

「彼らはまるで動物のようでした。髪の毛を引っ張られている女性や、頭の上に商品を乗せているお婆さんもいました。また、手が血まみれになっている女性もいました。」

 

従業員もこう話す。

「私たちは買い物客の中に入り、制止を試みたのですが、彼らは私たちをも押してきたのです。」

 

メーカーも声明を発表

 

今回の騒ぎは、フランス国内のみならず世界に拡散され、「暴動」だと表現する人たちもいる。

 

「ヌテラ」の特価販売は翌日にも実施されたが、購入は一人1個のみと個数制限をかける店舗もあったという。

 

メーカーのフェレロ社は声明を発表した。

「今回の騒ぎについてとても残念に思っています。しかし特価販売については、インターマルシェ社の独断で、全く知らされていませんでした。」

 

過去には健康を懸念する見解も出されている同商品

 

「ヌテラ」についてはその安全性をめぐり、過去にも議論が起こっている。

 

2016年5月には、欧州食品安全機関がヤシ油(パームオイル)に発がん性があると発表。ヤシ油は、同商品の主要成分でもあることから批判は「ヌテラ」にも向き、それを受けてフェレロ社が安全を主張する見解を出している。

 

また、英国メディアにより「ヌテラ」の主要成分を表した写真が公開され、それによると半分以上が砂糖だと報道されたこともある。

 

Mirror.co.uk

いずれにせよ、何でも過剰摂取は良くない。ほどほどに食するのが賢明だろう。

 

出典:News sky:Nutella sale sparks ‘riots’ as French go nuts for chocolate spread (1/26)

出典:BBC news:Nutella ‘riots’ spread across French supermarkets (1/26)