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豪を襲った殺人インフルエンザが英で流行し始め、警戒が呼びかけられる

豪を襲った殺人インフルエンザが英で流行し始め、警戒が呼びかけられる
flickr_Global Panorama

昨年、南半球で猛威をふるったインフルエンザが、イギリスでも広がる恐れがあるとして、警戒が呼びかけられている。

 

豪で多数の死者を出したインフルエンザ

 

その殺人インフルエンザとは「オーストラリア・インフルエンザ」。これは香港A型の一種であるH3N2亜型とされ、人に対する病原性が強く、特に免疫力や抵抗力の弱い高齢者や乳幼児、妊婦などを重症化させやすいことが指摘されている。

 

昨年9月にはオーストラリアで流行し、同月29日の段階では417人が死亡、罹患者も19万人に達したという。

 

英でもインフルエンザの季節に

 

そして冬を迎え乾燥期に入ったイギリスでも、すでに多くの街でインフルエンザ(通常のものも含む)が広がっており、先週もわずか24時間以内に、さらに5つの街で感染者が確認されたそうだ。

 

逆に感染者がまだ確認されていないのは、DorchesterやBrecon Beaconsエリア、Telford、the City of Londonといった街だけとされている。

 

このためイギリスの国民保健サービス(NHS)はすでに、過去50年間で最悪の流行シーズンの1つになることに備えているとか。

 

1週間だけで1600人以上が感染

 

Public Health Englandからのデータによれば、昨年のクリスマスシーズンの1週間だけでイングランドやウェールズで、少なくとも1649人がインフルエンザに感染したという。

 

ただし、このうちすべてが「オーストラリア・インフルエンザ」への感染ではない。別の記事では、クリスマス前の週では通常のA型に感染した人は522人、B型に感染した人は546人としている。

 

そして43人のケースに関しては確認されていないが、そのうちの3分の1が命を落としたとされ、専門家はこれらの死亡原因が「オーストラリア・インフルエンザ」によるものではないかと見ているそうだ。

 

さらに医者たちは、1968年に流行して100万人の死者を出した「香港型インフルエンザ」と同様の事態になるのを危惧しているという。

 

「オーストラリア・インフルエンザ」にはワクチンがあまり効かないという指摘もあるようだが、今後、日本でも注意する必要があるかもしれない。(了)

 

出典元:METRO:Fears of Australian flu deaths grow as infection spreads rapidly across UK in 24 hours(1/7)

出典元:METRO:Experts warn the deadly ‘Aussie flu’ outbreak has hit the UK(2017/12/30)

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