高速道に設置されたメロディーロード、オランダの田舎町でうるさいと騒動に


オランダの田舎町で、高速道路に設置されたメロディーロードがうるさいとして騒動になる事態が発生し、注目を集めている。

 

制限速度を超えると州歌が流れるように

 

メロディーロードが設置されたのはオランダ北部に位置する、フリースラント州の町レーワルデンからほど近い村、ジェルスム。

 

メロディーロードとは道路の路面に切り込みを入れることで、一定速度で車両が走行した際に音楽が流れるように細工をした道路のこと。

 

同村の高速道路では最近8万ユーロ、日本円にして約1040万円もの費用をかけ、メロディーロードを導入。

 

車両が制限速度である時速60キロで走行すると、フリースラント州の州歌が流れるようになっているという。

 

 

騒音で眠れないとして近隣住民からは不満

 

一方、このようなメロディーロードに対し、近隣住民からは騒音で眠れないとの不満が噴出している。

 

道路から200メートルほど離れた地点に住む近隣住民のRia Jansmaさんも、そのような不満を訴える人の一人だ。

 

「この前の土曜の夜、タクシーがレーワルデンからスティーンス(レーワルデンの一地区)に向かって走行していたのですが、その際彼らは可能な限り速い速度で道路を走行しようとしており、我々は高速の州歌を一晩中聞く羽目になりました」とJansmaさんは憤る。

 

これを受け、設置されたばかりのメロディーロードは早くも撤去が決定されたとのことだ。

 

日本でもメロディーロードを巡っては騒音で問題に

 

他方でメロディーロードを巡るこのような騒動は、これが初めてのことではない。

 

日本においてもメロディーロードは複数設置されているが、その中の一つで群馬県によって設置されたもののうち一つは、近隣の別荘に滞在していた観光客からの苦情を受け、設置からわずか1年ほどで撤去されることとなっている。

 

 

一定の速度で走行すると音楽が流れるというのは、走行する側からすれば少々愉快に感じられるかもしれないが、ただでさえ車の騒音に悩まされる近隣住民からすれば、たまったものではないというのは頷ける。

 

この件が早く片付き、住民に平穏な日常が戻ることを祈るばかりだ。(了)

 

 

出典:The Sun:TUNING FORK IN THE ROAD This musical road in the Netherlands SINGS when you drive over it at 40mph – but the locals aren’t happy(4/12)

出典:euronews:Dutch residents rage at singing road in their village(4/11)