ドライバーも思わず減速、アイスランドに登場した3D横断歩道がユニーク
イギリスの北西にある国、アイスランドでかなりユニークな横断歩道が登場し、注目されている。
白い物体が浮かんでいるように見える
その横断歩道が作られたのは北西部にある、Ísafjörðurという街。ここは昔から漁業で栄えた港街だとされている。
ここに描かれた横断歩道のユニークな特徴とは、白線が立体的に見える点。
実際は道路の平面に描かれているだけなのだが、ゼブラ模様の白い部分の下に影まで加えられ、まるで箱が浮かんでいるように見える。
実際に人が歩くと、このように。
無論、これは横断歩道を渡る歩行者が写真などを撮影して楽しむことができるが、実は車のドライバーが手前でスピードを落とすことも目的にしているという。
実際に運転席からの角度で見た場合、確かに目の前に障害物があるように映る。
インドでのプロジェクトに影響を受け提案
この横断歩道を企画したのは、アイスランドの環境委員のRalf Tryllaさん。
彼はインドのニューデリーで同様のプロジェクトが行われているのを見た後に、アイスランドでもこのような横断歩道を作るよう求めたそうだ。
そして道路上にペイントする専門の会社「Vegmálun GÍH」の助けをかり、自らのビジョンを実現させたという。
日本でも錯覚を利用した道路上のペイントが見受けられるが、これはかなり斬新なアイディアと言えるかもしれない。(了)
出典元:boredpanda:Town in Iceland Paints 3D Zebra Crosswalk To Slow Down Speeding Cars(10/26)