ブリトニー・Sのファンが南部連合の代わりに彼女の銅像を立てるよう請願、6000人が賛同
アメリカで南部連合の銅像の代わりに、歌手のブリトニー・スピアーズさんの像を立てるよう、彼女のファンが運動を行っている。
知事に対する請願書に6600人が賛同
現在、アメリカでは白人至上主義者による事件を受け、各地で南部連合の銅像を撤去したり、幕をかけたりする動きが広がっているという。
そんな中、ブリトニーさんのファンらがルイジアナ州に対し、南部連合の銅像を彼女の像に置き換えるよう請願しているそうだ。
ファンは「Change.org」というサイトでキャンペーンを立ち上げ、これまでに6600人以上がJohn Bel Edwards知事宛の請願に賛同したとされている。
ハリケーンの被害者を支援した過去
その請願書によれば、ファンらは銅像以外にも、これまでのブリトニーさんの慈善活動や、彼女の基金による業績をたたえたものを設置するよう求めているという。
その基金はハリケーン「カトリーナ」で被害に遭った人々のために58万5000ドルも集めて寄付したとされ、また先月にはブリトニーさん自身もラスベガスでのショーの売上の一部を、ルイジアナの洪水で被害にあった学校へ寄付したそうだ。
ルイジアナで育ったポップス界のレジェンド
実はブリトニーさんの生まれはミシシッピ州だが、育ったのはルイジアナ州の南部、Kentwoodという街と言われている。
しかも彼女はデビューしてから精神的なダメージを受けたにも関わらず、それを克服し、現在も改善を図るために努力しているという。
実際、結婚や離婚を経て2007年頃には精神的に不安定となり、突然カメラマンの前でバリカンを使って自ら丸坊主にしたり、パパラッチの車を傘で叩いたりしたとされ、その後ドラッグのリハビリのため更生施設に入所したとされている。
しかしその後、ブリトニーさんは見事に復活。キャンペーンサイトでも、彼女が歌手として才能を発揮し、今では数百万人に対して影響力を持つポップス界のレジェンドになっている、と書かれているとか。
ただこのような請願は彼女のファンが初めてではない。ラッパーのMissy Elliottさんのファンが先々週、バージニア州のポーツマスで南部連合の像を彼のものに交換するよう求めたのが初めだとされている。(了)
出典元:NYPost:Britney fans want to replace Confederate monuments with statues of her(8/24)