住むだけで月給100万円以上、メキシコのリゾート地が夢のような仕事の人材を募集
メキシコにあるリゾート地が、街の良さを観光客にアピールしてくれる観光アンバサダーを募集しており、話題となっている。
来年の3月から6カ月滞在する必要あり
その街とはメキシコの南東部、カリブ海沿岸にある「カンクン」。ユカタン半島の先端に位置し、マヤ文明の遺跡も近くにあるため、毎年300万人を超える観光客やセレブが訪れる、世界的に知名度が高い高級リゾート地とされている。
その「カンクン」が街を宣伝してくれる観光アンバサダーを募集。定員は1人で、CEOとして(といってもCancun Experience Officerの略なのだが)、月に1万ドル(約112万円)の給料を支払うという。
応募に必要なのはパスポートのみ。採用された人は2018年3月から8月までの約6カ月間、街に滞在することが求められるとか。
SNSを通し自らの体験を伝える
そこでの仕事は、「カンクン」の文化に触れ、新たな観光客を呼び込むためアピールすること。つまり旅ブロガーとして、街での体験をSNSやブログを使って文章で紹介したり、ビデオを撮ったり、写真を撮るだけだという。
つまりホテルに滞在したり、レストランで食事をしたり、美しい海で泳いだり、ジャングルを探検したりするだけで、高額のお給料がもらえてしまうという夢のような仕事だとか。
滞在する場所は高級リゾートホテルで、宿泊料や仕事に関連する諸費用は無料。ただし宣伝イベントへの参加や、メディアへの取材対応が求められる場合があるそうだ。
サイトから応募し、複数回選考
応募するには、まずは街のサイト、cancun.comにアクセス。12月17日までに自己アピールの動画をサイトへアップロードする必要がある。
その後審査の結果、12月25日までに応募者の中から100人が選抜され、さらに2回目のビデオを提出。来年の1月までには候補者が5人に絞られるそうだ。
しかしこの5人は実際に街へ招待されることになるという。そこで4日間も滞在することができ、最終面接で現地の様子を伝える作業を行い、その結果1人が選ばれるという。
このような仕事が生まれるというのも、ネットなどの技術が進歩したからと言えるに違いない。(了)
※採用条件としては英語が堪能であること。その他の詳しい条件についてはサイトをご覧いただきたい。
出典元:cancun.com:CEO Search
出典元:METRO:There’s a dream job going that’ll pay you £45,000 to live in Cancun(11/10)