イスラエル軍の攻撃により、難民キャンプでの死者が増加、100人以上に
24日の夜、イスラエル軍がガザ地区中部のマガジ難民キャンプを攻撃し、死者が100人を超えた。
南部や中部の他の場所でも犠牲者
25日、パレスチナの保健当局は、マガジ難民キャンプに避難していた70人のパレスチナ人が、イスラエル軍の空爆により死亡したと発表した。
しかし26日には、さらに犠牲者が増え、合計で106人が死亡したと病院の記録から明らかになったという。
BREAKING: Israel commits a Christmas Eve massacre, murdering over 80 civilians in one strike.
Body parts of men, women, children & babies scattered everywhere in Maghazi refugee camp.#Gaza_Genocide pic.twitter.com/iPqSBRzReR
— Robert Inlakesh (@falasteen47) December 24, 2023
More scenes are emerging from the Maghazi refugee camp after heavy Israeli bombardment. At least 106 people were killed, according to the Hamas-run health ministry in Gaza.
Sky’s @nicole_reporter reports on the latest deadly airstrike in Gaza 🔗 https://t.co/nfUJSedJ96 pic.twitter.com/a13E5WDlgk
— Sky News (@SkyNews) December 25, 2023
Palestinians bid farewell to martyrs who were killed by Israeli air strikes in Al Maghazi refugee camp, central Gaza Strip. 25.12.23 pic.twitter.com/IFfjm0Lxyf
— Eye on Palestine (@EyeonPalestine) December 25, 2023
またガザ南部の都市、ハンユニスでもイスラエル軍の空爆が行われ、23人のパレスチナ人が死亡。ガザ中部の町、ブルジやヌセイラートでも、家々や道路がイスラエル軍による空爆や、戦車による砲撃を受け、8人が死亡したそうだ。
イランの軍事顧問が死亡
またイスラエル軍は26日、シリアのダマスカスも空爆し、イラン革命防衛隊上級顧問であるサイード・ラジ・ムーサヴィ氏を殺害したという。
ダマスカスに駐在するイラン大使のHossein Akbari氏も、国営テレビにおいて、ムーサヴィ氏が仕事から自宅へ戻る途中に、イスラエル軍のミサイルによって殺害されたと認めたそうだ。
イランのライシ大統領は、ムーサヴィ氏の殺害に関し、「この行為は、シオニスト政権の地域における不満と弱さの表れであり、その代償を確実に支払うことになるだろう」と述べた。
教皇も紛争終結を訴える
カトリックの教皇フランシスコは25日、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂に集まった数千人の人々に対し、クリスマスメッセージとしてガザ地区での紛争について言及した。
教皇は「私は、無辜の民間人の犠牲者を大量に生み出した軍事作戦の終結を訴え、人道支援の提供に道を開くことで、絶望的な人道状況を解決することを求めます」と呼びかけたという。
ガザ地区の保健当局は25日、10月7日以来、イスラエルによるガザ地区への攻撃で、2万674人が死亡、5万4536人が負傷したと発表した。(了)
出典元:The Guardian:Israel-Gaza war live: Iran says Israel ‘will pay’ after commander reportedly killed in Syria airstrike(12/25)