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イスラエル軍の攻撃により、難民キャンプでの死者が増加、100人以上に

イスラエル軍の攻撃により、難民キャンプでの死者が増加、100人以上に
X_Robert Inlakesh

24日の夜、イスラエル軍がガザ地区中部のマガジ難民キャンプを攻撃し、死者が100人を超えた。

 

南部や中部の他の場所でも犠牲者

 

25日、パレスチナの保健当局は、マガジ難民キャンプに避難していた70人のパレスチナ人が、イスラエル軍の空爆により死亡したと発表した。

 

しかし26日には、さらに犠牲者が増え、合計で106人が死亡したと病院の記録から明らかになったという。

 

 

またガザ南部の都市、ハンユニスでもイスラエル軍の空爆が行われ、23人のパレスチナ人が死亡。ガザ中部の町、ブルジやヌセイラートでも、家々や道路がイスラエル軍による空爆や、戦車による砲撃を受け、8人が死亡したそうだ。

 

イランの軍事顧問が死亡

 

またイスラエル軍は26日、シリアのダマスカスも空爆し、イラン革命防衛隊上級顧問であるサイード・ラジ・ムーサヴィ氏を殺害したという。

 

ダマスカスに駐在するイラン大使のHossein Akbari氏も、国営テレビにおいて、ムーサヴィ氏が仕事から自宅へ戻る途中に、イスラエル軍のミサイルによって殺害されたと認めたそうだ。

 

イランのライシ大統領は、ムーサヴィ氏の殺害に関し、「この行為は、シオニスト政権の地域における不満と弱さの表れであり、その代償を確実に支払うことになるだろう」と述べた。

 

教皇も紛争終結を訴える

 

カトリックの教皇フランシスコは25日、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂に集まった数千人の人々に対し、クリスマスメッセージとしてガザ地区での紛争について言及した。

 

教皇は「私は、無辜の民間人の犠牲者を大量に生み出した軍事作戦の終結を訴え、人道支援の提供に道を開くことで、絶望的な人道状況を解決することを求めます」と呼びかけたという。

 

ガザ地区の保健当局は25日、10月7日以来、イスラエルによるガザ地区への攻撃で、2万674人が死亡、5万4536人が負傷したと発表した。(了)

 

出典元:The Guardian:Israel-Gaza war live: Iran says Israel ‘will pay’ after commander reportedly killed in Syria airstrike(12/25)

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