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ウクライナ軍がロシアの揚陸艦を攻撃、激しい爆発を起こす【動画】

ウクライナ軍がロシアの揚陸艦を攻撃、激しい爆発を起こす【動画】
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ウクライナ軍は12月26日、黒海に停泊していたロシア軍の艦船を攻撃したと発表し、ロシア側も被害を認めている。

 

クリミア半島の基地に停泊

 

ロシア国防省によれば、ウクライナ軍の航空機がクリミア半島にあるFeodosia市の上空から、市内の基地に停泊していた揚陸艦「ノヴォチェルカスク(Novocherkassk)」に対して誘導ミサイルを発射したという。

 

揚陸艦「ノヴォチェルカスク」は、全長360フィート(約109m)とされ、戦車10両と225名の兵隊を輸送できると言われている。

 

SNSに投稿された動画には、「ノヴォチェルカスク」が激しく爆発する様子が映っていた。

 

ウクライナ軍は「破壊」されたと主張

 

ウクライナ軍側は、この攻撃により「ノヴォチェルカスク」が破壊されたと主張。また当時、この揚陸艦には、弾薬やドローンも積載されていた可能性があると述べている。

 

ウクライナ空軍の報道官、ユリー・イナト氏は「ラジオ・リバティ」において、「私たちは爆風と爆発が、いかに強力であるかを目の当たりにしました。船舶がそのような事態に耐えることは極めて困難です」と語った。

 

またウクライナ空軍のミコラ・オレシュク司令官も、テレグラムにおいて、ロシア人に対し「手遅れにならないうちに、クリミアを離れるよう」促したという。

 

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ドネツク州のマリンカを露軍が占領

 

ただ地上戦では、ウクライナ軍は苦戦を強いられているらしく、ロシア軍は25日、ドネツク市から西へ20km離れた町、マリンカを占領したと発表した。

 

ウクライナ軍のヴァレリー・ザルジニ司令官も26日、自軍の部隊がマリンカ市の北郊外まで後退したと明らかにした。

 

ザルジニ司令官によれば、ロシア軍はバフムトでの戦いのように、通りごとに、1つ1つの建物を破壊していったという。(了)

 

出典元:ABC News:Russian ship in Crimea damaged in Ukrainian airstrike, Russian Defense Ministry says(12/26)

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