多くのヤギが道路に出現、警察が出動し、囲いへ戻す事態に
アメリカで先日、数多くのヤギが道路上を行きかっていたため、警察が出動する事態となった。
約60匹のヤギの群れがさまよう
そのヤギが目撃されたのは2月27日、場所はテキサス州の町、アーリントンとされている。
当時、約60匹のヤギの群れが道路上をさまよっていたため、アーリントン警察に通報が寄せられたという。
このため警察官が現場に急行し、ヤギたちを囲いに戻したそうだ。
“Go, goats, go!” Police in Arlington, Texas, escort a herd of goats back to their enclosure after they managed to escape. pic.twitter.com/JMW1B1PJHp
— USA TODAY (@USATODAY) February 29, 2024
下草を食べさせるためにヤギを導入
実は、このヤギたちはアーリントン市の計画のために採用され、先日数百匹が町に運ばれたという。
その計画とは、火災の危険を減らし、安全を維持するために、地域の下草や侵入植物を取り除くというもの。
このためヤギたちは、今後2週間にわたって、クリスタル・キャニオン自然公園に放され、草を食べて、山火事の脅威を減らすそうだ。
アーリントン市で、このような試みが行われるのは初めてで、ヤギを使うことにより、化学物質を使用する必要がなくなり、同時に土地を肥沃にし、耕すことにもなるという。
ただし今回、なぜ多くのヤギが放されたのかは、分かっていない。警察はジョギングをしていた人が、わざと囲いを開けたと疑っているようだ。(了)
出典元:CBS:Herd of goats run wild through Arlington neighborhood(2/27)