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飛行中の機内で乗客が陣痛、パイロットが出産を手助けする

飛行中の機内で乗客が陣痛、パイロットが出産を手助けする
flickr_Blue Stahli Luân

機内で陣痛を起こした女性のために、パイロットの男性が出産を手伝ったという。

 

18年の経験を持つパイロット

 

そのパイロットとは、Jakarin Sararnrakskulさんだ。彼は1児の父親で、パイロットとして18年の経験を持っているという。

 

そして2月23日には、台湾の台北からタイへ向けて、ベトナムの航空会社「VietJet」の旅客機を操縦していたそうだ。

 

しかし飛行中、客室乗務員から乗客の女性が陣痛を起こしたと聞き、彼は操縦を女性の副操縦士にまかせ、妊婦の元へと向かったという。

 

そして出産の手伝いをし、機内で男の子が誕生したそうだ。

 

機内での出産の手伝いは初めて

 

飛行機がタイのバンコクに到着した時、すでに救急隊員が空港で待機しており、母子はすぐに病院へ搬送されたという。

 

その後、母子の無事が確認され、Sararnrakskulさんや客室乗務員らも喜んだそうだ。

 

Sararnrakskulさんによれば、18年間のパイロット経験の中で、出産の手伝いをしたのは、これが初めてだったという。

 

その上で彼は取材に対して「男の子を世に送り出す手助けができたことを、とても誇りに思います」と語っている。

 

乗組員たちは、空で生まれた赤ちゃんに「スカイ」という愛称を付けたそうだ。(了)

 

出典元:FOX News:Airplane pilot leaves cockpit to help deliver baby during flight to Thailand: ‘Born in the air’(3/3)

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