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米大学に続き、英や仏、豪の大学でも親パレスチナの抗議デモが拡大

米大学に続き、英や仏、豪の大学でも親パレスチナの抗議デモが拡大
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アメリカの大学では、イスラエルのガザ侵攻に反対する抗議デモが行われているが、イギリスやフランス、オーストラリアでも同様のデモが行われた。

 

コロンビア大学では交渉が継続

 

アメリカのニューヨーク市にあるコロンビア大学の学生は、大学側にイスラエルと関係のある企業からの支援を断つよう要請し、現在も約200人がキャンパス内にテントを設置して、抗議デモを続けているという。

 

大学側はテントの撤去を要請し、期限を定めていたが、現在も学生との交渉が続けられていることから、期限が過ぎても撤去を強制はしないと発表した。

 

コロンビア大学は、親イスラエルの議員などから、学内での「反ユダヤ的」な言動を取り締まるよう要請を受けており、同時に警察に多くの学生を逮捕させたことで、親パレスチナの団体からも告発されている。

 

豪や英、仏の大学でも同様のデモ

 

大学での抗議活動は、オーストラリアでも行われ、シドニー大学でも学生たちがキャンパス内にテントを張り、大学側にイスラエルとの関係を断つよう要請したそうだ。

 

またイギリスのワーウィック大学でも、親パレスチナの活動家らがキャンパスを占拠し、テントを設置。親パレスチナの団体「ワーウィック・スタンド・フォー・パレスチナ」は、次のようにSNSに投稿した。

 

「ワーウィック大学が、大量虐殺との関係を断つという私たちの要求を拒否し続けているため、私たちはニューヨークのコロンビア大学からパリ、シドニーまで世界中の学生たちと一致して立ち上がります」

 

 

4月26日にはフランス・パリにある名門大学の「パリ政治学院」で、親パレスチナのデモが行われ、参加者がキャンパス内の建物を占拠し、入口を封鎖したという。

 

 

また26日の遅くには、親イスラエルのデモ参加者も現れ、親パレスチナの参加者と対峙したそうだ。その後、機動隊が投入され、両グループを引き離した。

 

 

フランスには、西ヨーロッパで最大のイスラム教徒とユダヤ教徒がおり、当初フランス政府は親パレスチナのデモの禁止を求めていたが、その後、反ユダヤ主義的な高まりがみられたという。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: Hamas tells world ceasefire a must for any deal(4/26)

出典元:France24:Students occupy Paris’s Sciences Po university in pro-Palestinian protest(4/26)

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