ロシア軍の誘導弾が建物を直撃し大爆発、歩いていた女性が危機一髪【動画】
先日、ロシア軍がウクライナ北東部のハルキウ州に誘導弾を撃ち込み、それが爆発する恐ろしい瞬間が撮影された。
誘導弾でアパートを破壊
ロシア軍は6月22日、ハルキウ州に誘導弾を撃ち込み、アパートを破壊。これにより3人が死亡、52人が負傷した。
ウクライナのゼレンスキー大統領も、この攻撃を非難。こうした兵器の脅威の高まりに対処するため、さらなる支援をパートナーの国々に求めた。
またSNSには、この誘導弾がアパートに着弾し、危うく1人の女性が巻き込まれそうになる、恐ろしい映像も投稿されている。それがこちら。
🙏 Russian guided aerial bomb hit the center of Kharkiv yesterday: 3 dead and 56 wounded as of now! pic.twitter.com/CSZq4nfLi8
— The Ukrainian Review (@UkrReview) June 23, 2024
Russian terrorists have struck Kharkiv with guided aerial bombs again. Unfortunately, a residential building was hit.
The debris is being cleared. All necessary services are on the scene. As of now, there are 19 wounded and 3 dead. My condolences to everyone who lost their loved… pic.twitter.com/iSpKjjevtC
— Volodymyr Zelenskyy / Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) June 22, 2024
ウクライナ軍もクリミア半島を攻撃
ウクライナ軍も6月23日には、南部にあるクリミア半島を攻撃。ロシア国防省によれば、この攻撃で子供3人を含む、少なくとも5人が死亡したという。(100人以上が負傷したとの情報も)
またロシア国防省は、クリミア半島への攻撃には、アメリカがウクライナに供与した戦術ミサイルシステム「ATACMS」のミサイル5発が使われたとして、アメリカを非難した。
ロシア国防省によれば、5発のミサイルのうち、4発は撃墜させたが、残りの1発が空中で爆発したという。クリミア当局は、ミサイルの破片がセバストポリ市の北側のビーチ付近に落ちたと報告している。
ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州では、ウクライナ軍のドローンが同州のGraivoronの町を攻撃し、1人が死亡、3人が負傷したという。
ウクライナと国境を接するロシア西部のブリャンスク州上空でも、少なくとも30機のウクライナ軍のドローンが破壊されたそうだ。
またロシアのスモレンスク州上空でも、ウクライナ軍のドローンが破壊されたと言われている。
ロシア軍が再びハルキウ州や首都も攻撃
ロシア軍は23日にも、ウクライナ北東部ハルキウ州にある2カ所の民間インフラを空爆。これにより1人が死亡し、数人が負傷したという。
またロシア軍は、ウクライナの首都キーウへも夜間攻撃を続け、2人が負傷し、数十の住宅やその他の建物が損壊したとされている。(了)
出典元:Al Jazeera:Russia, Ukraine trade air attacks as Moscow blames US for beach strike(6/23)