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メキシコの海にポセイドンの巨大な像が出現、抗議の声が上がり閉鎖へ

メキシコの海にポセイドンの巨大な像が出現、抗議の声が上がり閉鎖へ
X_@xevtfm

メキシコの海に、ギリシャ神話の海の神として知られるポセイドンの像が作られたのだが、その後このエリアが閉鎖されることになった。

 

建設の許可を得ていなかったと判明

 

そのポセイドンの像が作られたのは今年の5月、場所はメキシコ湾に面したユカタン半島の町、プログレソのビーチとされている。

 

この浜辺の浅瀬に高さ3mもあるポセイドンの像が建てられ、数カ月間、観光客が集まって写真などを撮っていたという。

 

しかしその後、活動家の弁護士グループにより訴訟が起こされ、メキシコの環境保護庁は7月11日、この像が許可を得ていないと発表。この像のあるエリアを、閉鎖すると明らかにした。

 

マヤ先住民の信仰を侵害

 

活動家らは、ポセイドンの像が、地元のマヤ先住民グループが慕う、水の神「チャアク」への信仰を侵害しているとして訴訟を起こしたという。

 

裁判に提出された申し立てには、「ポセイドンはギリシャの神であり、私たちのマヤ文化とは異質である。マヤ文化は保存される権利がある」と述べられていた。

 

また裁判を起こした先住民戦略訴訟グループのカルロス・モラレス氏も、「ポセイドン像はマヤ文化に馴染みがなく、環境許可を得るための要件を満たしていないため、プログレソのビーチから撤去してほしい」と訴えている。

 

メキシコの法律では、生態系を変える可能性のある建築プロジェクトはすべて、影響報告書を提出して承認を得る必要があるが、実際には守られていないケースが多いという。

 

しかし、今回許可を得ていないことが明らかになったため、このポセイドン像は、今後撤去されることになるようだ。(了)

 

出典元:ABC News:Mexico ‘cancels’ statue of Greek god Poseidon after dispute with local deity(7/13)

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