Switch news

知っておきたい世界のニュース

ガザ地区で父親が出生証明書を受け取っている間にイスラエル軍が空爆、双子の赤ん坊が死亡

ガザ地区で父親が出生証明書を受け取っている間にイスラエル軍が空爆、双子の赤ん坊が死亡
X_Herman Meeuwissen

ガザ地区で、イスラエル軍による攻撃で、双子の赤ん坊が殺されるという悲劇が起きた。

 

まだ生後4日目の双子

 

その攻撃が行われた日時は正確には分かっていないが、場所はガザ地区中部の町、Deir al Balahとされている。

 

当時、父親のモハメド・アブ・アル・クムサンさんは、双子の出生証明書を受け取るために、ガザ地区の役所へ出向いていたという。

 

しかしその後、クムサンさんは近所の住民から、彼の住居がイスラエル軍によって空爆されたと、電話で知らされたそうだ。

 

結局、その攻撃により、クムサンさんの双子の子供、男の子のアセル君と、女の子のアイセルちゃんが殺害された。2人は、まだ生後4日目だったという。

 

またこの攻撃で、クムサンさんの妻と、子供たちの祖母も殺された。

 

イスラエル軍の命令に従って避難

 

クムサンさんの家族は、昨年攻撃が始まってから、イスラエル軍の避難命令に従い、北部のガザ市から、ガザ地区の中部に避難していたという。

 

そしてイスラエル軍は常に、民間人の犠牲は、「ハマス」が密集した住宅地で活動し、民間の建物を避難所として利用したことによるものだと主張してきた。

 

しかしこれまで数えきれないほど、イスラエル軍は避難所とされる場所を攻撃し、多くの民間人が殺され続けている。

 

ガザ地区の保健当局によれば、昨年10月からのイスラエル軍の攻撃により、生まれた115人の乳児が、その後殺されたという。(了)

 

出典元:BBC:Baby twins killed in Gaza as father registered births(8/13)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top