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スポーツ用品ブランドWilsonが、空気を入れないシースルーのバスケットボールを開発

スポーツ用品ブランドWilsonが、空気を入れないシースルーのバスケットボールを開発
YouTube/Wilson Basketball

バスケットボールやテニスラケットなどで有名なアメリカのスポーツ用品ブランド「Wilson(ウイルソン)」が、革新的なバスケットボールを発表した。3Dプリンターで製作されたそれは、表面が網目状で、中が透けて見えるのだ。

 

空気漏れなし

 

一般的なバスケットボールは、表面は革だが、中には空気で膨らませたゴムボールが入っており、空気圧で弾むようになっている。だが新開発のウイルソンのボールには、空気圧で弾ませようという発想がない。その代わり、素材そのものの弾性を利用して、一般のボールと同じようにバウンドさせようとしている。

 

このボールで特徴的なのは、網(あるいは籠)のようなデザインだ。ただ、プレーヤーは革の合わせ目の触感でボールの握りを確認するため、従来のボールと同じ革の張り合わせパターンは残されている。

 

また、空気を入れないのでパンクすることがなく、注入バルブから空気が漏れることもない。空気圧が適正かどうかを気にせずに使えるのが大きな利点だろう。

 

新開発のポリマー製

 

使われている素材は、新開発のポリマー(高分子の合成樹脂)だ。この素材はまだ完成形ではなく、品質向上のために現在も改良が進められているそう。

 

また、球形に成形する際は、選択的レーザー焼結(selective laser sintering/SLS)という3Dプリンティングの最新技術が使われている。このSLSは、粉末にした材料をレーザーで融かしながら3Dプリントする方式で、コストを低く抑えられるため、大量生産が可能になる。

 

YouTube/Wilson Basketball

 

現在出来上がっているのはプロトタイプで、一般のボールと全く同じバウンドとは言えない。試合での使用はまだ先のことだが、先月のNBAオールスターゲームの合間に、選手がデモンストレーションして見せた。

 

(了)

 

出典元:Odditycentral:Company Reinvents Basketball with Airless See-Through Prototype(3/13)

出典元:Wilson

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