熱暑のせいで看板の赤ちゃんの顔がホラー化、日本の地方店が海外で話題
日本のローカルな衣料品店が、海外の複数メディアで話題になっている。看板に描かれた可愛らしい赤ちゃんの顔が、毎年続く熱暑のせいで、悪魔のように変貌してしまったからだ。
赤ちゃんの顔がホラーに
滋賀県長浜市にある衣料品·雑貨販売店「はんがい」は、10年前から、赤ちゃんの顔が描かれた大看板を店の正面に掲げて来た。大写しになった愛らしい顔の横に吹き出しがあり、「安くてええのいっぱいあるやん」というセリフが書かれている。
ところが、近年の夏の猛暑のおかげでインクが融け、口や目の印象がすっかり変わってしまった。
2020年の看板はこんな感じだったのだが……
2023年には赤ちゃんの目と口が黒ずみ、不気味な顔になった。
昨年夏、店のオーナーである板谷政直さんはメディアの取材を受けて、赤ちゃんの顔の変貌は知っていたと話している。客を怖がらせるといけないので看板を替えようと思ったが、看板の写真を撮りにわざわざ遠くからも人が来ていたので、「夏のホラー体験」として放置しておくことにしたそうだ。もちろん、人が集まれば商売にプラスになるという目算もあったろう。
怖さがさらに増す
今年の夏も記録的な暑さだった。そのため、看板のインクは融け続け、目と口の黒ずみは大きくなり、鼻や頬にも黒い汚れが出はじめた。その結果ホラー度がアップし、再びメディアから注目されることになった。
こうなってくると赤ちゃんの可愛らしさは消え、本格的なホラーの領域に入ってくる。
つい最近はさらに様変わりしている。下にあるのは、誰かが先週撮ったという写真だ。
オーナーの板谷さんにとっては悩みどころかもしれない。看板目当てに人が集まるのはいいが、店の顔としてこれをいつまで放置しておけるのか……(了)
出典元:Says:Japan Store Poster Of Baby Transforms Into Demon-Like Face Due To Heat In Recent Years(10/2)
出典元:Odditycentral:Summer Heat Turns Adorable Store Sign into Nightmare-Inducing Horror(10/7)
出典元:mothership:Baby on Japan store sign turns into horror poster child as ink melts in intense summer heat in recent years(9/29)