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イスラエル軍がガザ地区北部への攻撃を継続、45人のパレスチナ人を殺害

イスラエル軍がガザ地区北部への攻撃を継続、45人のパレスチナ人を殺害
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停戦協議が続けられる中でも、イスラエル軍はガザ地区北部への攻撃を続けており、数多くのパレスチナ人が殺害され続けている。

 

殺された人の大半は、女性や子供

 

イスラエル軍はガザ地区北部のガザ市に対して、激しい空爆を継続的に行っており、1月13日には、al-Ghafari交差点付近にある住宅用の建物が狙われ、6人のパレスチナ人が殺害され、30人以上が負傷したという。

 

またイスラエル軍は、ガザ市のアル・アフリ(アラブ)病院の周辺や教会、病院の裏庭など、人口が密集している地域に対し、ドローンによる攻撃も続けている。

 

これらの攻撃により、1月13日の夜明け以来、45人のパレスチナ人が死亡。殺された人の大半は、女性や子供だとされている。

 

さらにイスラエル軍はガザ地区北部を包囲し続け、すでに101日を迎えており、多くのパレスチナ人がジャバリア地域に閉じ込められているという。

 

拘束された病院長の釈放を求める

 

ガザ地区のメディア局は、改めてイスラエル側によって拘束されたHussam Abu Safia病院長(51)の解放を求めた。

 

イスラエル軍は先月、ガザ地区北部のベイト・ラヒヤにあるカマル・アドワン病院を襲撃し、Hussam Abu Safia院長を含めた医療スタッフや患者を、強制的に病院から退去させたという。

 

この際、Hussam Abu Safia院長は、イスラエル軍により強制的に拘束され、警棒などで激しく殴打されて、服まで脱がされ、囚人用の服を着るよう強要されたそうだ。

 

またガザ地区のメディア局は、Abu Safia院長が拘留施設で、拷問を受けているとの情報があるとして、イスラエル側に釈放するよう求めた。

 

イスラエル軍による侵攻が始まって以来、ガザ地区では350人以上の医療従事者が拘束されており、全員が「過酷な」状況に置かれている。

 

レバノンでも停戦違反

 

レバノンの民間防衛隊によれば、イスラエル軍が南部の町、Tayr Harfaを襲撃した後、10人の遺体を回収し、Shamaの町でも1人の遺体を回収したという。

 

昨年の11月27日、イスラエル軍はレバノンと停戦協定を結んだが、その後も協定に違反し、度々レバノン南部を攻撃し続けている。

 

レバノン当局によれば、これまでイスラエルによる協定違反が470件以上報告されており、32人が死亡、39人が負傷したという。

 

またイエメンの「フーシ派」は1月13日、イスラエルに向けて「極超音速ミサイル」や、ドローンを発射したと認め、イスラエル軍もミサイルを迎撃したと明らかにした。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: ‘Cautious optimism’ among Palestinians in Gaza amid ceasefire talks(1/13)

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