ガザ地区北部でイスラエル軍が地上作戦を展開、全土への空爆も継続

イスラエル軍はガザ地区北部で新たに地上作戦を展開しており、数多くのパレスチナ人が犠牲になっている。
ガザ市の郊外へ部隊が進軍
イスラエル軍は4月4日、ガザ地区北部のガザ市郊外にあるシュジャイヤ地区に、部隊が進軍していると明らかにした。
また4日には、イスラエル軍がガザ地区南部のハンユニスへ空爆を実施。地元のナセル病院によれば、この日の早朝の攻撃で、少なくとも25人のパレスチナ人が死亡したという。
さらにイスラエル軍は4月5日にも、ガザ地区北部のシュジャヤ地区にある「アル・サレム・モスク」付近を砲撃し、パレスチナ人1人が死亡。北部の町、ベイト・ハヌーンへも攻撃を加え、パレスチナ人6人が死亡した。
南部のハンユニスでもイスラエル軍のドローン攻撃により、1人のパレスチナ人が殺害され、数人が負傷したそうだ。
5日の夜明けから、ガザ地区の北部と南部での空爆により、少なくとも30人のパレスチナ人が殺害されたという。
4月3日には、イスラエル軍がガザ地区北部にある3つの学校を空爆しており、そこに避難していたパレスチナ人、少なくとも100人が殺されている。
イスラエル軍側は、この攻撃について、「ハマス」のコントロールセンターを狙ったものだと主張しているが、その証拠は示していない。
停戦破棄以来、1250人以上を殺害
3月18日に、イスラエル政府が停戦協定を破棄し、ガザ地区へ激しい攻撃を開始して以来、すでに1250人以上のパレスチナ人が殺害されているという。
またイスラエル側は3月2日から1カ月以上も、人道支援物資の搬入を阻止しており、ガザ地区では水や食料、医薬品も不足した状態が続いている。
国連によれば、イスラエルが「ハマス」との停戦を放棄して以来、約28万人が自宅や避難所からの退避を余儀なくされているという。
イスラエル側は、人質の解放を迫り停戦協定を破棄し、今後ガザ地区の大部分を併合して、パレスチナ人を追放しようとしているそうだ。(了)
出典元:The Guardian:Israel restarts ground operations in northern Gaza Strip in renewed campaign(4/4)