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2つの顔を持って生まれた子猫、安楽死をまぬがれ元気に成長中

2つの顔を持って生まれた子猫、安楽死をまぬがれ元気に成長中
Facebook/Bettie Bee

南アフリカで顔が2つある可愛らしい子猫が生まれ、現在も成長を続けているとして、注目されている。

 

2つの口と鼻、3つの目を持つ猫

 

その子猫とはメスの「Bettie Bee」。12月12日に他の2匹の赤ん坊と一緒に生まれたのだが、「Bettie Bee」だけは、2つの顔を持ち、2つの口と2つの鼻、そして3つの目を持っていたという。

 

2つの顔を持っているため、それぞれ「Bettie」と「Bee」と名付けられたのだが、当初は獣医から安楽死させたほうがいいと勧められたそうだ。

 

しかし飼い主は特別なケアを必要とする猫を育てた経験があったため、引き取って養うことを決意したとされている。

 

「Bettie Bee」は生まれてすぐに死ぬと考えられたが、現在のところ無事に成長しているという。飼い主は名前を明らかにしていないが、取材で次のように語っている。

 

「彼女(Bettie Bee)は驚くような存在で、個性的で、とても元気がよく活発なんです。そして彼女は生きようとする強い意志を持っているように見えます。病気がちでもなく、生命力に満ち溢れている子猫を、眠らせて死なせることはできません。私は彼女にチャンスを与えたかったのです」

Facebook/Bettie Bee

普通の子猫と同じように成長

 

「Bettie Bee」の真ん中の目は生まれてまもなく開いたが、両方の2つの目はいまだに閉じたままだという。

 

また2つの口は1つの胃につながっており、飼い主は2時間半おきにチューブで食事を与えているそうだ。飼い主は取材に対し、次のように述べている。

 

「今までのところ、彼女はとても元気にしており、他のノーマルな猫と同じように成長しています。チューブで食べ物を与える以外、私が育てた他の猫を世話するのと、そんなに違いはありません」

 

実はこのような猫は若いうちに死んでしまうケースが多いようだが、やはり顔を2つ持った「Frankenlouie」という猫は15歳まで生き続けたとか。

 

そして「Bettie Bee」も、今後さらに成長し続けるという有望な兆候を示しているという。

 

しかもこの子猫はフェイスブックで紹介されてから、数千人の人々に注目され、多くが成長を見守っているそうだ。

 

飼い主は「Bettie Beeが15年も生きられるかについては、早すぎて何も言えないが、できればFrankenlouieと同じような道を歩んでもらいたい」と願っているという。

 

辛いこともあるかもしれないが、命のある限り、生き続けてもらいたい。(了)

 

出典元:MailOnline:The cat with TWO FACES: Adorable kitten Bettie Bee was born with three eyes, two noses and two mouths(12/23)

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